
こんにちは!
先日、“福祉ならおまかせ!”をキャッチコピーに掲げ、紹介させていただきましたが、今日は“地域活性化”をテーマにお届けします!!
NPO法人「灯LINK」さんは、今年の2月に設立され、“日本を元気に!”をモットーに町おこしの活動をしています。
実は、灯LINKさん、Twitterの繋がりによって設立された法人なんです。メンバーには、九州から東北まで様々な方がいらっしゃるとか。
今回は、愛知県にお住まいの理事長である廣濱さんに取材をさせていただきました。
目次
「灯マルシェin大森寺」を開催!
廣濱さんのお話をお聞きする前に、設立後初めて開催された「灯マルシェin大森寺」に行ってきました!
地域の魅力的な”モノ”、それに対する人々の”想い”、モノや想いに共感できる”機会”を提供し、人と人を繋げることを目的としています。
魅力的な地域の特産物をメンバーが激選!
こちらは、灯LINKの皆さんが激選された地域の特産物のコーナーです!
全てを堪能してしまいたいと思うほど地域の人の想いが詰まった商品ばかりで、お話を聞いているだけでも楽しくて!!
出典:株式会社三浦製菓HPよりhttp://chayoukan.com/?pid=108669181
東海地方の食べ物も置かれていました!こちらは、静岡県の茶葉を使用した株式会社三浦製菓さんのお茶羊羹です。
こだわりのある材料を取り入れる企業様の想いやそれを生産している方たちの想いが詰まった羊羹です!しぶみが優しく調和されていて美味しかったです!!
地域の人の想いを繋げる
↑横須賀名産の「猿島わかめうどん」専門店のメニュー
全国各地域には歴史や文化があり、美味しい食べ物がたくさんありますよね。しかし、コロナ禍の影響により外出の自粛を求められ、地域の魅力に触れることができる機会が減少しています。
私は、コロナ禍にある今を各地域に大きな変革を起こすための重要な期間であると捉えています。様々な民間企業や公共団体がお家時間で楽しめるような企画やSNSの発信に力を入れているように、灯LINKのみなさんも地域の人の想いを繋ぐ取り組みをしているのです。
実際にその場所に行って魅力に触れたい!今回の灯マルシェを通してこのように思われた方もいたのではないでしょうか。私は東海地方の魅力を発信しているライターですが、今回ばかりは人の想い溢れるお話を聞き、他の地方に浮気しておりました。(笑)
想い溢れるパフォーマンス
灯マルシェでは、様々なステージ企画もありました!東海地方で活動されている出演者さんを簡単に紹介していきます。
こちらはチアリーディングチーム「名古屋スパイダーズ」さんの演技の様子です。なんとメンバーは全員男子。迫力ある演技だけでなくアクロバティックな技やエンターテインメント性も組み合わせられており、とてもわくわくするような楽しい演技でした!!
名古屋スパイダーズさんの情報はこちら!→ https://spiderscheer.com/
続いてこちらは松蔭高校和太鼓部の演奏の様子です。なんと、5年連続全国大会に出場している実力派チーム!迫力ある力強い演奏も素敵でしたが、覇気ある声から溢れる笑顔も素敵でした!
松蔭高校和太鼓部の情報はこちら!→https://twitter.com/tpei0414
コロナ禍の影響によりスポーツや芸術の活動は自粛せざるを得ない状況に追い込まれています。きっとやるせない想いもあったでしょう。
和太鼓部顧問
1分だけでも多く少しでも多く演奏できる時間を与えて欲しいとお願いしました。
心にぐっと来るものがありますね。
時々撮影した動画を見返していますが、いつ舞台に立てるのかわからない情勢の中、必死に練習し続けてきたみなさんの気持ちを考えると、涙なしで見ることはできません。
人との繋がりが法人設立へ
灯マルシェだけでたくさん語りすぎてしましました。(笑)
冒頭で紹介した通り、灯LINKさんはTwitterの繋がりによって設立されたNPO法人です。
設立に至るまでにどのようなことが起こっていたのか、廣濱さんにお聞きしました。
自戒のために発信していた
廣濱さんはTwitterで活発に発信されていますが、最初は情報収集の手段として使っていたそうです。リプライで応援し合ったり励まし合ったりしている姿を見て、発信することを始めました。最初の頃は誰に届けるかは特に考えておらず、“自分しっかりしろ!”といった自分への自戒をこめて呟いていたそうで。(笑)
発信をする中で自分より若い学生と出逢い、“多様性”について話題になった時に様々なことを考えたと言います。
廣濱さん
新しいものを取り入れるばかりだけでなく、礼儀や作法といった日本の素敵な文化が忘れられている現実がある。確かに必要ないものもあるかもしれないけれど、魅力的な人たちはそれを理解した上で崩している。海外に就職しようと考えている学生にも日本の良さを受け継いだ状態で活躍して欲しいですね。生まれた土地は変えられないですし。
人材業界でも仕事をされいる廣濱さん。人材業界で働く顔としても語ってくださいました。日本の文化を大切にしていこうという想いは、灯LINKの地域の魅力を伝える活動に繋がっていますね。
廣濱さんのTwitterアカウントはこちら→ https://twitter.com/Hirolink510
全国の人と本気で話す
廣濱さんはTwitterを通しておよそ120名の方に会いに行きました。
なぜでしょうか。
廣濱さん
Twitterで繋がった人から信用を得るためには、まずは自分から動くことだと思って全国を回りました。北海道は行けなかったけど、九州から東北まで。(笑)
-すごいですね!人と出逢いすぎて疲れたことはなかったのですか?
廣濱さん
人と本気で話せば話すほど消費するパワーがすごくて、体が思うように動けないことがありましたね。珈琲を1日10杯飲まなければいけないほど体は疲れていたけれど、心は満たされているなあという感覚でした。
私も一時期オンラインで繋がった人たちと頻繁に会っていたので、よくわかります。人と会うためにはお金がかかりますが、現実だけで生きているだけでは出逢えない価値観に触れることができます。はじめましての繰り返しは疲れますが、人と出逢うことは楽しいですよ。(笑)
また、不安もあったけれど人の時間をいただくからには自分の気持ちを話せるように準備をしてから会いに行ったと話していました。画面の向こう側の人に対しても本気でぶつかり合える廣濱さんを見て、私も誰かのために本気になれる人になりたいと思いました。
立候補して理事長に、そして灯マルシェの開催へ
元々、町おこしの活動は東京のお坊さんから誘っていただいたそうです。しかし、お坊さんの本業のこと、母親の病気や自分の持病のことを考えて、お坊さんが活動から離脱してしまいました。
お坊さんが離脱し、代表を誰にしようかといった話になった時、震えながらも廣濱さんは手を挙げて立候補したと言います。お坊さんの想いを引き継ぐ覚悟をしました。
廣濱さん
自分はみんなに行動力を見せている。マルチに動いて全国を回っていくという活動の理念を掲げていくのであれば、僕がやるしかないと思いました。
また、灯マルシェは4月に開催されましたが、本当は3月に開催される予定でした。
-コロナ禍で開催しても良いのか迷われたかと思いますが、開催しようと思った大きなきっかけを教えてください。
廣濱さん
やっぱり出演者や出店者さんたちの熱い想いがあったからですね。苦しい部分を表に見せないで頑張っている姿を見て、何かやりたいけどやれない自分がいることの悔しさもありました。
それだけでなく、全国の仲間、地域の方のご理解、学生チームの自分たちの力量を超えた活躍と協力があったからこそ開催することができましたし、仲間の想いにも勇気づけられましたね。
何においても人の想いというものは自分を促進させる原動力になりますね。廣濱さんの行動力には本当に感動させられました。
おわりに
灯LINKさんの活動や廣濱さんの想い、どうでしたか?
やはりオンラインの組織で活動することは難しく、苦しい場面に遭遇したこともあったそうです。それでも諦めず想いを具現化することができたのは、灯LINKのみなさんが誰かを想う心が常にあったからだと思います。
灯LINKさんの今後の活動が楽しみになってきましたね!
全国、各地域のお店と共にイベントを開催する予定の灯LINKさん。全国に東海地方の魅力も伝わるといいなと思います!
基本情報
〈NPO法人灯LINK〉
住所:愛知県日進市岩崎台3-1012
TEL:090-8863-9565
アクセス:地下鉄東山線「本郷」駅2番出口より、名古屋市営バス・幹本郷1 猪高緑地行き「極楽」下車
Instagram:https://www.instagram.com/npo_akalink/