
はじめまして。「さよん(SaYeon)」です。
愛知県名古屋市緑区にある「桶狭間古戦場公園」と豊明市栄町にある「桶狭間古戦場伝説地」をご紹介します。
教科書で「桶狭間の戦い」を読んだ人も多いのではないでしょうか?
突然ですがクイズです。
「桶狭間の戦い」は戦国時代の戦ですが、誰と誰の戦いでしょう。
答えは最後に載せます!
歴史:人数より作戦だがね
560年(永禄3年)、約2万5千人と圧倒的な大軍を引き連れた駿河・遠江(静岡)を中心として巨大な勢力を誇っていた今川義元に対し、その10分の1程ともいわれる寡兵(かへい)で立ち向かった尾張を統一したばかりの小大名織田信長が、今川義元を討ち取り見ごと勝利したという日本の歴史上最も有名な戦いそれが「桶狭間の戦い」です。
https://okehazama.net/modules/battle/index.html
桶狭間古戦場公園と桶狭間古戦場伝説地
私自身も幼い頃は不思議に思っていました。なぜ名古屋市と豊明市が対立しているのか、古戦場は1つでいいのに、どちらか譲ればいいのにと…でも簡単な問題ではないことが勉強するごとに分かりました。
桶狭間古戦場公園(名古屋市)
ジオラマ公園として桶狭間の戦いを表現しています。450年を記念して2人の像が建立されています。そして、今川義元公の首を洗った泉があります。泉の中にくるくる回る桶があったため、桶廻る狭間→桶廻間→桶狭間と名前が作られたと言われています。義元公が馬を繋いだとされる「ねずの木」があり、触れると熱病に罹るとの伝承があります。ねず塚にあったものを移植し、今は枯木として残っています。また、今川義元公のお墓があるので帰る時に手を合わせることもできます。
ゆるキャラの“おけわんこ”にも注目です。
アクセス
住所:愛知県名古屋市緑区桶狭間北3丁目
名鉄「有松」駅下車、次に市バス「有松小学校前」より「幕山(桶狭間古戦場公園)」で下車
トイレ:有
桶狭間古戦場伝説地(豊明市)
唯一、国指定史跡として残っている地です。義元公をはじめとした今川軍7人の戦死場所を示すと言われている「七石表」というものがあります。そして、今川義元の墓もあります。なぜ二つあるのか…不思議ですよね。実は、愛知県や静岡県に胴塚や首塚のお墓が多数存在しているんです!いろいろな場所にお墓があるって不思議ですね!
アクセス
住所:愛知県豊明市栄町南舘11
電話:0562-92-8317
定休日:なし
営業時間:なし
料金:なし
- 名古屋第二環状自動車道「有松IC」より車5分
- 名鉄名古屋本線「中京競馬場駅前」下車 徒歩約3分
トイレ:有
駐車場:なし(近隣に駐車場有)
URL→http://welcome-toyoake.jp/spot/okehazama/post_25.html
祭り:歴史を語り継ぐ、死者を弔う
桶狭間古戦場公園
万灯会(まんとうえ) : 毎年6月ごろに命を落とした両軍戦死者への供養祭が行われます。大池暗くなってから3500本のロウソクを灯し、戦死者を弔います。とても幻想的な光景です。
桶狭間古戦場伝説地
毎年6月に300人を超える武者行列が行われます。鎧や兜、鉄砲など、当時の再現をみることができます。合戦劇の勇ましい姿はとてもワクワクします。
*2020年度は新型コロナウイルスのため中止になりました。
おわりに
はじめにクイズを出しましたが、正解は織田信長と今川義元でした。
この戦いの結果が違っていたら時代が大きく変わっていたのだろうな、と桶狭間めぐりをするとよりワクワクするかもしれません。
お越しの際はガイドを依頼するとより詳しく知ることができます。