
みなさん、あけましておめでとうございます。
本年もFIND THE TOKAIをよろしくお願いいたします。
さて、新年最初の記事は愛知県全市町村図鑑
今回は武豊町編です。
最近流行りのイカゲームを何気なく視聴して、一話を見終えたあと、「よし、武豊市に行こう」と決意しました!
時刻は10時を回ってきたころいよいよ出発。
味のアトリエ 武豊 ゆたか寿し
武豊町についたのは午後1時20分頃。
武豊での最初の食事は、「味のアトリエ 武豊 ゆたか寿し」さんでとりました!
ゆたか寿司さんでは、あの武豊町のご当地飯、通称「たけとよめし」が食べれるとのことで、ワクワクしてました!
「味のアトリエ 武豊 ゆたか寿し」
店の外観はこんな感じ!
店内は4人用のテーブル席がメインでした!メニュー表には美味しそうな海鮮料理がずらり!
平日限定の「寿司の盆」とも迷いましたが、ここはお目当ての「マグロのたまり麹漬け丼」を注文しました! (P.S.行った日は土曜でした(後日談))
この「マグロのたまり麹漬け丼」の副題は、「豊かな風土と先人の知恵が生んだ たけとよの味噌、たまりを使った料理」
・・・・
「なるへそなー」、「たまりって何やねんー」と思った読者のみなさまに向けて少し解説すると、
たまりとは、味噌を熟成したときに、桶の底に溜まる液体のことです。
みそ・たまりができるまでの流れはこんな感じです。
大豆を水に浸す→蒸す→みそ玉づくり(蒸した大豆をつぶして、円筒形にする)→こうじづくり(みそ玉に種麹をまぜ、室でねかせ麹をつくる)→仕込み(みそ麹を木桶に仕込み塩水を加える)
この段階を経たあと、石の重しをのせて2~3年熟成させたものが「みそ」になり、「たまり」は、桶の呑み口から流れ出す最上の生引だまりを引き出したあと、味噌を圧搾機にかけることで採れるみたいです。
まあ簡単にいうと、「たまり」は「味噌を熟成させる時に出る液体」って感じです!
そして、「豊かな風土」とは、武豊町には貿易港と醸造蔵、そしてそれを結ぶ鉄道があるなど、たまり作りに適した風土であったこと。
「先人の知恵」とは、味噌の歴史は縄文時代にまで遡れ、先人たちが味噌を様々な料理に使ってきた歴史がある。という意味なんだと思います。(あくまで僕の意見です)
ここで、味噌のトリビアを1つ言っとくと、戦国時代の武将達は「味噌玉」といって、味噌を固めて団子状にしたものを持ち歩いており、たまに水にとかして味噌汁にして飲んでいたらしいです!
栄養素を簡単に補給できて最高っすね!
前置きはこれくらいにして、さあ来ました。
「マグロのたまり麹漬け丼」です!
ここでの感想は、
シンプルに「美味しそう!」と、「銀の魔法瓶付いてきた!」でした。
銀の魔法瓶については、中にだし汁が入っており、締めとして食べれるという意味でした!
「マグロのたまり麹漬け丼」を食べてみたときの感想としては、
一口目に、「普通のマグロの漬け丼と味違う!」「どゆことだ?」となり、これが「たまり麹」で漬けられた味か!となりました。
ものすごく美味しかったです!
醤油で漬けられたマグロ丼ももちろん美味しいですが、たまり麹で漬けられたマグロ丼はものすごく美味しかったです!
醤油の漬けマグロの味とは明らかに味が違って、良く味わって食べてみると味噌の味が分かってきました!
一度は食べてみて欲しい味だと思いました!
そして味噌汁がまた美味しい。
味噌汁を飲む度に思うんですが、日本に生まれて良かったなって本当に痛感します。
熱い味噌汁の一口目って、最高の至福だと思います。
締めも美味しかったです!
結論、「味のアトリエ 武豊 ゆたか寿し」さんに行って本当に良かったです!
メニュー表に乗っている料理はどれも美味しそうだったので、皆さまも是非ご賞味ください!
P.S.
たけとよめしとは、
一.武豊の元蔵の味噌、たまりを使用している。
二.武豊の味噌、たまりがしっかり生かされている。
三.たけとよめしに使っている食材はできる限り知多半島産のものにする。
四.メニューは一品として成立している。
五.作り手は武豊の味噌、たまりへの愛情をしっかり注ぐ。
以上の五条件を満たしためしのこと、だそうです!
浦島伝説
お腹がいい感じに満たされたので、次は竜宮神社に行きました!なんと武豊町には浦島太郎伝説があるのです!
竜宮神社から、徒歩2分くらいのところに、乙姫橋があったので、そこを渡ってきました!
この地区は富貴というのですが、竜宮という呼ばれがあるらしく、乙姫橋の周辺の海辺には、かつて浜辺が広がっていたらしいです。
現在はというと、浜辺は埋め立てられていて、工業地帯に変わっていました。笑
蔵通り
その後は、蔵通りにいきました!
味噌の香りが漂う、芳醇ストリートとはこのこと!
カフェオラッセル
次は、カフェ!
カフェオラッセルさんに行きました!
武豊町のカフェをネットで検索したときに、外観も内装もオシャレだなーって思ったので、寄ってみました!
外観はこんな感じ!
内装はこんな感じ!
「居心地がすごく良い」&「店内がオシャレ」の理想的なカフェだと思います!
店員さんと近い位置にカウンター席があるのも、常連さんができる理由なのかなって思いました!
さて、数あるメニューの中から、コーヒーと手作りティラミスを注文しました!
それが、こちら。
オシャレでした。
見た目からいくと、多分お皿までものすごく拘ってるんだなーと思いました!
ティラミスが美味しそうだったので、すぐにティラミスを食べました!
食感は、普通のティラミスとは違って、トロっとしてました!
適度な甘さでとても美味しかったです!
コーヒーも、美味しかったです!クセが無くて飲みやすかったです。
ここからは、店員さんに聞いたプチ情報なのですが、
カフェオラッセルさんの床の木。
これは、一欠片ずつ手作業ではめていったものらしいです!冷静に考えて、ものすごい量です。笑
あと、手作りティラミスなんですが、ヨーグルトベースで作られていて甘すぎないので、罪悪感がなく食べれるのが推しポイントとのことでした!
結論、カフェオラッセルさんは、居心地がいい&オシャレ&店員さんが優しいの、理想的なカフェでした!
カフェオラッセルさんに閉店の17:00まで滞在してから、夕食を食べに行きました!
P.S.駐車スペースもありました!
(ティータイムのときのアレ↑)
麺屋 一八
この日の夕食は決めてありました!
カフェオラッセルさんからすぐ近くにあります、ラーメン屋「一八」さんです!
外観はこんな感じ!
店内はカウンター席のみの設計になっており、入り口正面の食券機で食券を買うスタイルのお店でした!
僕は、たけとよめしの「しょう油新味(たまりらぁ麺)」の食券を買いました!
たまりらぁ麺には、武豊のたまりが使われているとのこと。
たまりとは、味噌を熟成したときに、桶の底に溜まる液体のことです。
事前情報として、一八さんでは、「ラーメンを食べるときは黙って食べることを推奨しているらしい」と聞いていたのですが、実際に行ってみると、店内にもその旨の張り紙が貼ってありました!
コロナ感染を防ぐために、然るべき対応が取られていて、安心できる良い店だなと感じました!
下の写真がしょう油新味(たまりらぁ麺)です!
写真からも分かる、「絶対美味しいじゃん」っていうラーメンです!
実食したところ、やっぱり美味しかったです。
麺の食感、舌触り共に良く、スープにはコクと深みがありました!
醤油ベースのスープですが、魚介系に近い風味を出す食材の煮汁が混じっているのかなと思いました。
鶏肉にはスープが染み込んでいて、鶏肉の厚みにも満足感がありました。
半熟玉子には炭焼きされたような風味があり、スープのみならず具材にも拘ってお作りになられているのだなと感じました。(※個人の感想です)
麺屋一八さんでは店主さんの修行のもとに作られたチャーハンも食べることができます!
次回行くときはチャーハンも注文しようと思います!
最後に
武豊町には合計6時間ほど滞在しました!
武豊町旅行を通して、味噌のことを今まで以上に知れた気がします!
みなさまの旅の選択肢の一つに武豊町が入ったのならば、この上ない喜びです。
では、次の市町村でお会いしましょう!
それではまた!
店舗情報
店舗名:味のアトリエ 武豊 ゆたか寿し
住所:〒470-2553 愛知県知多郡武豊町四畝3−1
電話番号:0569-73-4530
HP:http://taketoyo.info/p/ysushi/
営業時間:11:00~21:30 火曜定休日
店舗名:カフェオラッセル
住所:〒470-2317 愛知県知多郡武豊町砂川1丁目13番地
電話番号:0569-47-8030
営業時間:火~金 11:00~17:00/土 9:00~17:00 日曜月曜定休日
店舗名:麺屋 一八
住所:〒470-2302 愛知県知多郡武豊町鹿ノ子田2丁目60
電話番号0569-73-2484
HP: http://www.menya-ippachi.com/
営業時間:月・火 11:00~14:15 /水~金 11:00~14:15 17:30~20:30/土・日 10:30~14:15 17:00~20:30