
今回は東海エリアの気になるお祭りを、6つピックアップしてご紹介します!
筆者としては、お祭り=夏、というイメージがありましたが、東海エリアには季節を問わず魅力的なお祭りがたくさんありました。
ぜひ、あなたの気になるお祭りを見つけてみてくださいね♪
※紹介したお祭りの開催の可否や日時などの詳細は、公式サイト等で事前にご確認ください。
目次
三重県のお祭り
まずは三重県から!
咲き誇るヤマザクラに圧倒される 「三多気の桜まつり」
伊勢本街道から真福院まで続く約1.5km余の参道に咲き誇る、500本あまりのヤマザクラ。
「日本さくら名所100選」に選定されているその風景は、まるで桜のトンネルのようで圧巻です。
また、ヤマザクラは見頃がソメイヨシノより10日ほど遅いのに加え、高低差があるため、咲き始めから葉桜まで長い期間、花見が楽しめるそう。
参考HP:https://www.kankomie.or.jp/event/detail_5705.html
日本一やかましい祭り!? 「石取祭」
桑名南部を流れる町屋川の清らかな石を採って、祭地を浄めるため春日神社に石を奉納する石取祭。
「日本一やかましい祭り」「天下の奇祭」として知られています。
毎年8月第1日曜日とその前日の土曜日に開催され、華麗な装飾を施した30数台の祭車に鉦や太鼓をつけ、それらを一斉に打ち鳴らす音に圧倒されます。
国の重要無形民俗文化財に指定、ユネスコ無形文化遺産に「山・鉾・屋台行事」として登録されている、価値のあるお祭りです。
参考HP:https://isidori.jp
愛知県のお祭り
続いては愛知県!
巨大な鯛が街を練り歩く! 「豊浜鯛まつり」
知多半島の先端に位置し、伊勢湾に面している豊浜市。
県下ナンバー1の漁獲水揚げ量を誇り、海の幸に恵まれたこの地で夏の風物として有名なのが、鯛まつりです。
豊漁と海の安全を祈り、10~18mの竹と木材を組み合わせ白木綿を巻いてつくられた重さ約1トンの巨大な鯛が豊浜を練り歩きます。
60人ほどの若衆に担がれた巨大鯛が観衆の声援を受けながら、海中をさながら生きているかのように、尾をふり、ひれをピンと張って練り歩く様子はとても勇壮です。
参考HP:https://www.aichi-now.jp/spots/detail/304/
幻想的な宵祭、華麗な朝祭 「尾張津島天王祭」
日本三大川まつりのひとつ、尾張津島天王祭。
津島神社の祭礼として600年近くの伝統があり、車楽船行事は国の無形民俗文化財に指定、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。
宵祭では、提灯に灯がともされた津島五車のまきわら船が、車河戸から天王川に漕ぎ出します。
そこで作り出される幻想的な景色は、まさに「灯りと水の時代絵巻」。
朝祭では、6艘の車楽舟が能の出し物をかたどった置物を飾り、楽を奏でながら漕ぎ進みます。
先頭の市江車から10人の鉾持が布鉾を持って水中に飛び込み、川を泳ぎ、神社に向かって走るその姿は勇壮というほかありません。
参考HP:https://www.city.tsushima.lg.jp/shokai/matsurikyoudo/tennnoumaturi/index.html
岐阜県のお祭り
最後は岐阜県です!
一体何が行われるの? 「なめくじ祭」
一度聞いたら忘れられない衝撃的な名前。
岐阜県中津川市で開催されているなめくじ祭は、なめくじを「歴史の中の人がよみがえる」というシンボルとして扱い、供養を行うまさに「奇祭」です。
旧暦7月9日の夜、文覚上人の墓にナメクジが這い上がり夜明けとともに消え去るという言い伝えから始まっているのだそう。
祭りでは、地元の方々の露店や、豪華景品が当たるくじ引きの「なめくじ」、盆踊りなどが行われ賑わいます。
参考HP:http://www.kashimo.net/ogo/namekujimatsuri.html
日本一長い盆踊り! 「郡上おどり」
400年にわたって城下町郡上八幡で歌い踊り続けられてきた郡上おどり。
7月中旬から9月上旬にかけて30夜以上にわたって踊られる、日本一長い盆踊りとして知られています。
中でも有名なのは、8月13〜16日の4日間にわたって開催される「徹夜おどり」。日本の夏風情がたっぷりの町で、観光客も地元の人もひとつ輪になって踊ることができます。
夜明けに東の空が明るくなった頃の様子は圧巻なんだそう。
参考HP:http://www.gujohachiman.com/kanko/odori.html