
みなさんこんにちは、南山大2年のボスカルです!
やってきましたね、夏! やっぱり今年も暑い!!!
皆さん熱中症には気をつけてください……(既になった人←)
突然ですが、皆さんは毎日味噌汁を飲みますか?
ご存知かもですが、味噌には塩が含まれているため、毎日味噌汁を飲むことは熱中症予防になるんです!
(実は、味噌汁が熱中症予防になるという研究結果があるんです!)
そして……せっかく飲むなら、たまにはいつもと違った味噌汁を飲んでみませんか?
というわけで今回は、愛知県でしか作れない味噌
「八丁味噌」
をご紹介します!!
「八丁味噌」ってなに?:実はただの赤味噌じゃないんです!
ところで皆さん、「八丁味噌」と言われると何を思い浮かべますか?
八丁味噌を見たことのある人は、きっと赤い味噌を思い浮かべると思います。
でも……実は八丁味噌はただの赤味噌じゃないんです!!
実は、一言で「赤味噌」と言っても、それには幾つか種類があります。
はじめに一般的な「赤味噌」。
これは言葉通り、ただ見た目が赤い味噌です。
原料や製法に関係なく、赤ければ赤味噌です。
そのため、実は「赤味噌=塩分が多い」ではないんです!!
つづいて「豆味噌」。
これは、原料が大豆・塩・水のみで、長時間熟成されて作られた味噌です。
実は、豆味噌は全部赤味噌なんです!(逆はないけど)
ちなみに豆味噌は東海地方でよく食べられています。
そのためか、愛知県では赤味噌というと、一般的に豆味噌を指すことが多いのだとか。
最後に「八丁味噌」。
八丁味噌という名前は、元々は愛知県岡崎市の八丁村で作られた味噌の事を指していました。
しかし、今は製法・原料・熟成など国が満たした基準を全て満たした豆味噌の事を指します。
実は、日本で八丁味噌を作ってるのは岡崎市にある2社だけなんです!!
八丁味噌は、独自の製造工程により生まれる、独特の渋みとうまみがあります。
そして、赤味噌は塩辛いイメージがありますが、八丁味噌は味に反して塩分が少ないのも特徴です!
おみそしる:八丁味噌を使ったおすすめ味噌汁!
それでは、八丁味噌を使ったおすすめな味噌汁をご紹介します!
はじめにご紹介するのは、「なめこと豆腐の味噌汁」!
なめこには、生活習慣病を予防する「βグルカン」や免疫力を上げる「ムチン」という栄養素が入っています。
更に、肌を保湿してくれる「トレハロース」も入っているので、肌荒れがひどい人にオススメです(^o^)
[材料](4人分)
・だし汁(昆布とかつおの出汁) 1L
・八丁味噌 80g~
・なめこ 1袋
・絹ごし豆腐 150g
・油揚げ(千切り) 1枚
・薬味ねぎ(小口切り) 3~4本
[作り方]
① 豆腐はさいの目に切る。 なめこは水洗いする。 鍋にだし汁を入れ、ふつふつしてきたらなめこと油揚げを入れる。
② 温まってきたら、豆腐を入れて一煮立ちさせたら火を止める。 盛り付けて、ねぎを添えたら完成!
(レシピは「まるや八丁味噌」HPより。https://www.8miso.co.jp/topics/recipe/1446.html )
つづいてご紹介するのは「冷たいごま味噌汁」!
「え、冷たい味噌汁ってどうなの……」
と思ってる人もいるかもしれませんが、実は冷たい味噌汁は郷土料理にもあるほど、全国で食べられているんですよ!
冷たくてさっぱり美味しい味噌汁は、夏バテ対策にピッタリ!
[材料](4人前)
・きゅうり 1本
・みょうが 2コ
・絹ごし豆腐 1/2丁
・煮干し 10本程度
・すりごま(白) 小さじ3~4
・八丁味噌 大さじ3
・塩 3つまみ程度
[作り方]
① 煮干しは頭とワタを取り、フライパンで乾煎りする。鍋に移して、水カップ2を加えて弱火で5分ほど煮出し、そのまま冷やす。
② みそはアルミ箔の上に薄く伸ばし、オーブントースターで7~8分間、軽く焼き目がつくまで焼く。
③ きゅうりは薄い小口切りにし、塩を降ってしんなりさせて水気をとる。 みょうがは小口切りにする。豆腐は7~8角に切る。
④ ②のみそをこそげ取ってボウルに入れ、煮干しを除いた①を少しずつ加えて伸ばし、③とすりごまを加えて冷蔵庫で冷やす。
(レシピは「みんなのきょうの料理(NHKエデュケーショナル)」HPより。https://www.kyounoryouri.jp/recipe/ )
おわりに
今回は、愛知のお味噌「八丁味噌」をご紹介しました!
八丁味噌は愛知県民にとっては馴染みのお味噌で、給食に出たりもするんです!
特別な製法から生まれる独特の味にはヤミツキ間違いなし!!
是非今夏は八丁味噌を食べて、熱中症対策してください(^o^)
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