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2021.07.24 838PV

福祉業界に革命を。全ての人の夢を本気で応援する「HIDAMARI GROUP」の取り組みとは

HIDAMARI GROUP

こんばんは!Mikuです!!

今回は、愛知県一宮市を中心に福祉事業を展開している「HIDAMARI GROUP」の丹羽社長を取材させていただきました。

丹羽社長は福祉業界の中で最も熱意ある社長だと言っても過言ではありません。

あなたの福祉に対するイメージ、逆転させます!

 

HIDAMARI GROUPの志事とは

https://twitter.com/yusukeniwa32/status/1385906041951449091?s=20 (動画)

HIDAMARI GROUPは、ほとんどSNSでスタッフを採用しており、マッチョな若いスタッフがたくさんいる福祉施設です。そう、福祉施設なんです。

企業理念である「世界中の人の人生を応援する」を掲げ、福祉×○○を生み出すことで福祉業界に革命を起こすべく“志事”をしています。

 

人生を応援する新プロジェクト

HIDAMARI GROUPは利用者の方の人生だけでなく、働くスタッフの人生も応援しています。

それは、人の人生を応援できる人は自分の人生を全うして楽しんでいる人でないと応援できないといった丹羽社長の想いからきています。

 

福祉施設にフィットネス実業団?!

夢があって頑張っている人たちを応援できる環境を作りたいと考えた丹羽社長は、フィットネス実業団「セブンシーズ」を作ります。

介護現場にフィットネス実業団?!

かつてない挑戦。福祉現場にまさかフィットネス実業団を作るなんて誰も考えなかったことでしょう。

ブームでもあるフィットネスを福祉現場でやっていたら面白そうという思いつきで作られたそうです。もちろん、幹部会で話を持ち出した時は、猛反対されましたと言います。

それでもフィットネス実業団を作ろうと思った理由は、自分の理念に共感して飛び込んできたメンバーの存在があったからでした。

福祉現場に実業団を作る?!面白そう!!しかし、それがフィットネスであることに理解が得られない。それでもこの事業に飛び込んできたメンバーだからこそ、パワーがあると感じたと言います。

あるメンバーは、SNSでフィットネス実業団を知り、長野県から家族全員を引き連れて愛知県に引っ越してきたと言います。

よくわからないけど飛び込もうとする勇気。何に対してもどれだけ理念に共感できるかは大切ですね。

 

障がい者だって稼いでも良い!

HIDAMARI GROUPは今年の8月に、アート事業がスタートします。障がいの有無に関係なくすべての人が自分らしく生きていくという意味で“BORDERLESS”をコンセプトに掲げ、自由に夢を追いかけられる社会を創造するために現在準備を進めています。

みなさんは障がいがある人の夢を聞いたことはありますか。

以前、丹羽社長が利用者の方に夢があるか聞いた時、「ココ壱のカレーが食べたい」と話していたそうです。

障がいがない私たちからしてみると、食べに行けば良いじゃないかと思ってしまいます。

しかし、障がい者の中にはそれを実現することが難しい人もいるのです。

国から年金をいただいていますが数は少ないですし、働く場も限られています。1000円の食事をすることは、彼らにとっては夢となる場合があるのです。

丹羽社長はこの現状を変えるべく、障がい者でも夢やチャンスはあっても良いし私たちと同じように稼いでも良い!という思いから人生を応援する新プロジェクトを立ち上げたのです。

障がい者の中には、こだわりを持ってやり続けることができる能力を持つ人たちがたくさんいます。

例えば、プラモデルを制作するのにどこまで手間をかけるかは、作る人の腕や制作時間に委ねられます。こだわりを持つ障がい者は緻密な作業を納得できるまで何時間もやり続けるでしょう。そんなこだわりある作品は既に完成されている商品と比較したら高い値段で売れることは間違いありません。

このように障がい者の得意なことを活かすことによって、障がい者の稼げる可能性は広がります。

また、稼ぐためには努力をすることが必要不可欠です。自分の得意なことを活かして稼ごうと思うならば、なおさらです。BORDERLESSに通う利用者様には、努力をすることを教える場にもしていきたいと話されていました。

 

障がい者にスポットライトを当てる場を創りたい

また、近い将来は障がい者のフィットネスジムを開設したいと話されていました。

 

丹羽社長

「筋トレができる人たちの才能って食事を飽きずに食べられる人だと思うんですよね。ちゃんと同じルーティンで食べることができるだけでもすごいと思いますし、ある意味食事をすることも一種の才能だと思います。」

 

つまり、何かをやり続けることができる人は、必ず開花します。筋トレをする人の中には腕立て伏せを1日100回やろうと目標を立てる人が多いです。では、こだわりを持つ障がい者が筋トレにハマったとしたらどうでしょうか。それを1日に何百回もこなしてしまう可能性が想像できませんか?

丹羽社長は、利用者の方の中から私たちの領域を超えたすごい選手が誕生すると確信しています。そして、彼らにはパラリンピックや24時間テレビ等々でスポットライトを当てることができるように尽くしたいと言います。

パラリンピック選手の中には、親御さんが教育熱心な方が多いです。しかし、福祉施設が選手を育て上げたという事例はあまり聞きませんよね。

 

HIDAMARI GROUPからの選手の誕生、楽しみですね!

 

福祉業界に革命を

https://www.instagram.com/p/B8h1jDUAFHt/ (動画)

こちらは、以前メーテレさんの番組「ドデスカ」で放送された動画です。フィットネス実業団について紹介されています。

 

業界のイメージを変えたい

近年では福祉に異業種を掛け合わせた面白い福祉施設がたくさんあります。しかし、福祉業界がメディアで取り上げられたりすると「福祉業界なのにすごい」という声にとどまっていると思いませんか。

他の業界だったら当たり前のことなのに福祉業界が故にすごいと言われてしまう現実。業界のイメージから全く逆のことを実践することで、注目が集まるのも頷けますが、差別化しているようにも思います。

 

-福祉業界に革命を。これについての想いを聞かせてください。

 

丹羽社長

「僕らが動かなったら誰が動くのか。一度の人生ですし素晴らしいメンバーもいます。もうこれは目標ではなく、僕たちの使命です。」

 

人生を楽しみ、たくさんの人の人生を豊かにすべく走り続ける丹羽社長。

その熱い想いに圧巻し、感動しました。私も福祉に携わる若者として、社会にアクションをかけていきます!

 

おわりに

みなさん、どうでしたか?

福祉業界もやろうと思えばなんだってやれるのです!

福祉業界に革命を起こすべく動いている丹羽社長。未熟者ではございますが、その想いは私も同じです。

私は、FIND THE TOKAIで福祉に対するイメージを変えたいという思いで発信しております。東海地方で魅力的な事業所を発掘する度に、もっとこの魅力が取り上げられていても良いのにと思うことが多々あります。

この記事を読んでくれているみなさんは、きっと社会にきっかけを与えられるような人。

素敵な福祉施設があることを誰かに伝えてみてください。一緒に福祉業界を盛り上げましょう。

 

基本情報

〈HIDAMARI GROUP(株式会社ビジョナリー本社)〉

住所:愛知県名古屋市中区栄1-18-9 TPBビル501

TEL:052-218-2571

HP:https://hidamarigroup.com/ 

Instagram:https://www.instagram.com/hidamari_group/ 

 

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この記事を書いた人

Miku

Miku

椙山女学園大学 人間関係学部

愛知県刈谷市出身。社会福祉学を専門にしており、名古屋を中心に社会福祉施設で活動中。2020年8月よりヴィーガン生活開始。