FIND!東海の魅力発見

BLOGブログ

EVENTイベント

Language
EN
中文
ภาษาไทย

FIND!

仕事・人

2021.04.12 90PV

【自然食】地域に愛されるレストラン「ひかりのさとファーム」

ひかりのさとファーム ランチ

こんにちは!

今回は知多郡東浦町の自然食レストラン、“ひかりのさとファーム”さんを取材させていただきました。

最近では、健康や美容を考えて身体に優しい食事を求めている方、増えているように感じます。

その前に、東浦町ってどこ?と思う方、いるかもしれませんね。

東浦町は自然と共存してゆったり暮らせる町で、ひかりのさとファームも自然に囲まれたレストランです。この機会に東浦町のこと、覚えちゃいましょう!

 

ひかりのさとファームはどんなお店?

木をふんだんに使った落ち着いた建物。大きな窓と高い天井。

それにしても、土地が広いですよね。元々は牧場だったとか。

看板を見てみてください。

実はこのレストラン、社会福祉法人愛光園が運営しているのです。就労継続B型支援事業と生活介護事業を提供しており、一般企業等での就労が困難な人たちが、支援を受けながら働いています。

このレストランを見つけた時、東浦町に住んでいる友人に連絡しました。すると、福祉事業所が運営しているとの情報が!!

この時からずっと気になっていたレストランなので、今回の取材をとても楽しみにしていました!

 

まずは食レポ!

取材前にランチをいただきました!

こちらは、和ランチ。たっぷりのお野菜が小鉢やお皿に並んでおり、思わず笑顔がこぼれます!

白い真四角のお皿の下側に配置されているのは、グルテンとたまねぎの揚げ物です。私は、昨年の夏に自然栽培農業に携わっていました。毎日のようにたまねぎを食べていたのですが、無農薬のたまねぎは本当に甘くて美味しいんです!揚げられているのにしっかりとたまねぎの甘さを感じました!!無農薬のたまねぎと再会できて感無量です。(笑)

ご飯は、愛知県産の無農薬の玄米と日替わりご飯で選べます。

味付けは少し薄めの味付けです。無農薬で味付けに頼りすぎないおかずは、野菜が本来持っている味をしっかりと感じることができました。

食後は珈琲とデザートを楽しみながら、まったりして取材へGO

 

ひかりのさとファームのこれまで

最近では、障害福祉サービスの一環として飲食店を運営している福祉事業所を多く見かけますが、ひかりのさとファームは20年続く地域の方に愛されているレストランです。昨年に20周年を迎えました。

安心・安全な食へのこだわりは、愛光園さんの法人理念にもある「安心して共に生きる社会」からきているもので、設立当初から大切にされいます。

レストランを立ち上げたメンバーは退職されていますが、先代の想いをしっかりと受け継いでおり、感動しました。

 

東浦町商工会員としての顔も

実はひかりのさとファームは、レストランの運営だけでなく、東浦町商工会でも地域のイベント等で商品を販売しています。写真は、於大公園での出店の様子です。

福祉事業所としてどのように地域に貢献しようかと考えた時、福祉分野以外の地域の機関と連携することで、利用者の暮らしをより良くできるのではないかと考えたそうです。

就労が困難な利用者にとって、人との関わりが他の利用者や職員、家族といった限定的なものにならざるを得ません。事業所は地域にありますから、地域の方との交流は地域の一員として欠かせません。

利用者が地域の方と交流できるようにその機会を提供することは、支援者として大切な役割ですね。

 

ひかりのさとファームのこだわり

20年間地域の方に愛され続けられているひかりのさとファーム。今も昔も変わることなく大切にしているこだわりがあります。

 

厳選された食材

レストランで使われるお野菜は、ひかりのさとファームで収穫されたものや無農薬のものを使用していて、安心・安全なお野菜です。

また、調味料にもこだわりを持っています。例えば、お醤油は、特別栽培の安心・安全な国産の大豆、小麦と天日塩を湧き水で仕込まれたものを使っています。

さらに、ひかりのさとファームには平飼いの養鶏場があり、卵を生産しています。鶏たちの餌にもこだわりを持っており、農薬を使わない野草を食べています。

お野菜や卵に関しては、地産地消と言えますが、それよりも、全国から商品を探して良いものを取り入れたいという想いの方を強く持っているそうです。

ここまでこだわりぬいて、取材前にいただいたランチ、なんと1100円です。お安くないですか?!

 

環境に優しい取り組み

こだわりは食材だけでなく、環境においてもこだわりを持っています。

どこの飲食店においても廃棄物は出さないことを意識されていると思います。ひかりのさとファームでも意識されているのですが、それがなんと面白い取り組みで。(笑)

例えば、生ごみはどうするのかというと、ミミズのコンポストに入れて肥料にしています。ミミズのコンポストとは、生ごみなどの有機物をミミズと微生物の力を借りて分解する箱のことを言うそうで、私は初めて聞きました。(笑)分解が進むと肥料になり、野菜の肥料に使います。この循環サイクルを続けることで、環境の負荷の軽減に繋がるのです。

 

こんなエピソードも。

 

事業所長

うちは除草剤も使いません。土が汚れてしまうからね。草をぼうぼうに生やしたままにするか、草を刈るかしてます。刈った草は鶏が食べてくれます。

 

—なんでも食べてくれますね。(笑)

 

事業所長

彼らは優秀ですよ。草は鶏のサプリメントみたいなものです。(笑)

動物たちの身体への負荷を軽減することも、安心・安全な食材へと繋がっていますね。

 

地域に愛されるレストラン

レストランでありながら福祉事業所としても運営しているひかりのさとファーム。やはり、コロナ禍の影響により2020年は厳しい状況が続きました。

政府からは夜の飲食店の自粛営業を求められおり、夜に営業していない飲食店としてどのような判断をすれば良いのか判らない状態が続いたと言います。緊急事態宣言時は1カ月半の間休業していたそうですが、どのタイミングで営業を再開すれば良いのかも悩んだそうです。

営業しなければ利用者の工賃はゼロになりますし、営業すれば飲食店としての自覚の無さを疑問視される。様々な葛藤があったかと思います。

そんな中でも営業すれば、地域の方が足を運んでくれる。コロナ禍以前から積み上げてきたものがあるからこそ、大変な状況に陥った時にでも、ひかりのさとファームが大好きで足を運んで下さるお客様がたくさんいるのだと感じました。

 

おわりに

ひかりのさとファームの魅力、伝わりましたでしょうか。

大量生産・大量消費を良しされていた時代から食や環境へのこだわりを持たれていたことも驚きましたが、そのこだわりを20年間ずっと受け継がれていることも素晴らしいと思いました。

ひかりのさとファームでのひとつひとつの小さな選択は、環境に優しい持続可能な社会への貢献だけにとどまらず、地域から愛されることにも繋がっています。とても素敵なレストランに出会えて幸せな気分になりました。

名古屋方面からも三河方面からも車を使えばすぐ行けます!是非、足を運んでみましょう!

基本情報

〈ひかりのさとファーム〉

住所:愛知県知多郡東浦町緒川下米田37番地4

営業時間:月曜~金曜 9:30~16:30 ランチタイム 11:00~14:30

定休日:土曜・日曜

TEL:0562-84-4389

アクセス:車 知多半島道路 東浦知多ICより3分

    電車・バス JR武豊線「緒川」駅東口より、武豊町運行バス「う・ら・ら」 東ヶ丘線にて「相生の丘」下車

HP:http://hikarinosatofarm.com/

Instagram:https://www.instagram.com/hikarinosato.farm/

 

この記事を書いた人

Miku

Miku

椙山女学園大学 人間関係学部

愛知県刈谷市出身。社会福祉学を専門にしており、名古屋を中心に社会福祉施設で活動中。2020年8月よりヴィーガン生活開始。