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2022.02.12 1,513PV

【自作PC】パソコンといえば名古屋!大須で自作パソコンを作ろう

みなさんこんにちは、南山大2年のボスカルです!

学生の皆さんはそろそろ春休みですね! 

……といっても、コロナの影響で今年も遊べない春休みになりそうです。

 

そうなったら、やっぱりゲームでしょ!!

せっかくの春休み、パソコンで思いっきりゲームしませんか?

そして、せっかくの春休み。時間があるなら、自分でパソコンを作ってみませんか?

 

名古屋の大須には、パソコンを自作するためのパーツが沢山売っています!

そこで今回は、大須でパソコンパーツを買って、実際にパソコンを作りました!

 

・自作パソコンってどうやって作るの?

・どんなパーツを使えばいいの?

・安くパソコンが欲しい……

 

などなど、この記事を読めばカンペキ!

作ろう、自分だけの自作パソコン!!!

 

サルでもわかる!自作パソコンの作り方

それでは、早速自作パソコンの作り方をご紹介します!

今回使用したパーツは、どれも「名古屋のパソコン街」大須にある

・ドスパラ名古屋・大須店

・パソコン工房 グッドウィル名古屋大須店

・TSUKUMO デジタル・モバイル館

さんで購入できます!

 

↓これらの店舗の詳しい情報はこちら!↓

「【#ゲーミング】大須パソコンショップ三銃士!PCはここで買え!!」 

CLICK

 

ステップ1:必要なパーツを揃えよう

まずは、上で紹介したパソコンショップで、以下のパーツを揃えましょう!

 

[かならずいるもの]

・CPU

・メモリ

・ストレージ

・マザーボード

・ケース

・電源

 

[ゲームをするなら必要!]

・グラフィックボード

 

順番にこれらのパーツについて説明していきます!

 

・CPU

これは人間でいうところの頭脳に当たる部分です。

よりよいパーツを使えば使うほど、パソコン全体の処理速度が速くなります!

ゲームをするならIntel社(以下Intel)のCore i5やAMD社(以下AMD)のRyzen5がおすすめ!

動画編集やゲーム配信をするならIntelのCore i7やAMDのRyzen7を選ぶとといいです(^o^)

ちなみに、CPUと一緒にCPUグリスとCPUファンを買うのも忘れないようにしましょう

・メモリ

これは、CPUが処理を実行するためのデータを一時的に保存する場所です。

ゲームをするなら16GBは絶対に用意しましょう。

・ストレージ

これは、パソコン内のデータを保存するものです。

これには主に、値段が高い代わりに動作の速いSSDと、値段は安いが動作の遅いHDDの2つがあります。

しかし、今はSSDの値段もかなり落ちてきているので、できるだけSSDを選びましょう!

・マザーボード

これは、CPUやメモリなどのパーツを組み込む基盤です。

安いものから高いものまで色々ありますが、大体15000円程度のものを選べば間違いはないです。

具体的には、「B660」や「B550」といったように、数字3桁の前に「B」と書かれたものがおすすめです!

ちなみに、マザーボードには「ATX」「MicroATX」「MiniITX」と、主に3つの大きさがあります。

後ろに行くほど小さくなる代わりに、拡張性が低くなります

自分がどんなパーツをつけるかを考えて、マザーボードの種類を選びましょう!

・ケース

ケースは高いものから安いものまで様々です。好きなものを選びましょう!

選ぶポイントは「サイズ」「サイドパネル」「冷却」の主に3つ。

サイズは、自分が選んだマザーボードと同じか、大きい規格に対応したケースを選びましょう!

例えば、「MicroATX」のマザーボードを選んだのなら、「MicroATX」か「ATX」に対応したケースを買いましょう。

サイドパネルは、「とにかくパソコンを光らせたい!」という人には重要です!

特に光るパーツを買った人は、サイドパネルが透明なケースを選ぶとキラキラをいつでも楽しめます(^o^)

冷却は、特に性能の高いCPUやグラフィックボードを使う人にとっては重要です。

ファンが少ないなどで空気の流れの悪いケースを選んでしまうと、パーツが十分に冷やされなくなってしまいます。

そうなるとパーツの本来の性能を発揮できなくなってしまうので、冷却は十分に気をつけましょう!

・電源

電源は、パソコン全体に安定した電気を送り、パソコンの動作を安定させるために重要です!

そのため、システムの最大消費電力の2倍の電源を選ぶようにしましょう。

「よくわからん!」という人は、ドスパラさんが公開している「電源容量計算機」を使ってみましょう(^o^)

これを使えば、自分が買うべき電源の容量がわかります!

ドスパラ「電源容量計算機(電源電卓)」

https://www.dospara.co.jp/5info/cts_str_power_calculation_main

・グラフィックボード

グラフィックボードは、モニターに映像を表示させる働きをするパーツです。

特にゲームをする人は、このパーツは絶対につけるようにしましょう!

また、末尾に「F」がついているCPUを買った人も、このパーツは必須です。

グラフィックボードは、使うモニターや遊びたいゲームなどを考えながら選ぶ必要があります。

詳しくは、「おすすめパーツ紹介!!」にてお伝えします(^o^)

ちなみに今回は、このような構成にしています!

CPU:Ryzen7 3700X

メモリ:DDR4 32GB

ストレージ:256GB NVMe M.2 SSD / 2TB+1TB+1TB HDD

マザーボード:ASUS PRIME B550M-A(WI-FI)

ケース:Thermaltake Versa H17

電源:650W

グラフィックボード:NVIDIA GeForce RTX 3070

 

ステップ2:マザーボードにパーツを組み込もう

使うパーツが決まったら、次はマザーボードにパーツを組み込んでいきましょう!

 

①CPU取り付け

まずは、マザーボードにCPUを取り付けます。

CPUを取り付ける際は、取り付ける向きに気をつけましょう!

多くのCPUには、△のようなマークがついています。

それをマザーボードとCPUとで位置を合わせて取り付ければOKです!

↑○印内をみると、△があることがわかります。

 

CPUを取り付けた後は、CPUグリスを塗ってCPUファンを取り付けましょう!

CPUグリスは、写真のようにバツ印を書くように塗るといいです(^o^)

②メモリ取り付け

次は、メモリを取り付けていきます。

スロットのみぞとメモリのみぞを合わせるようにして差します。

この時、「カチッ」というまで強く差してください!

(ちょっと力が強いかな……?というくらいまで力を入れるとうまくいきます!)

ちなみに、スロットの一部だけを使う場合、特定の場所にメモリを差す必要があります。

「4つメモリを差すスロットがあるけど、2つしか使わない!」

といった場合は、マザーボードの取扱説明書を見て、差す場所を間違えないようにしましょう!

③SSD取り付け

SSDの中には、マザーボードに直付けする「M.2 SSD」というものがあります。

これを使う場合、このタイミングでマザーボードに差しておきましょう。

ちなみに、グラフィックボードもマザーボードに取り付けるパーツの1つですが、このタイミングでつけるのはオススメしません。

ケースの中には、グラフィックボードをつけた状態のマザーボードが入らないことがあります。

グラフィックボードを取り付けるのは、ケースにマザーボードを取り付けた後がおすすめです!

 

ステップ3:ケースにパーツを組み込んで配線しよう

マザーボードに必要なパーツの取り付けが終わったら、次はケースにパーツを取り付けましょう!

ただし、ケースにマザーボードを取り付ける前に忘れてはいけないことが1つあります!

それは、マザーボードに付属している「I/Oパネル」を取り付けることです。

これを忘れてしまうと、マザーボードの基盤がむき出しになった状態で使うことになってしまいます。

そうなると、ホコリが内部に入って最悪ショートの原因になってしまうので、忘れずにつけるようにしましょう!

(中には、I/Oパネルが一体型になっているマザーボードもあります)

I/Oパネルをつけたら、いよいよマザーボードをケースに取り付けます!

ケースにある穴とマザーボードにある穴を合わせて、ネジで止めます。

マザーボードの取り付けが終わったら、まだ取り付けていないパーツ類を取り付けていきましょう!

 

まずはグラフィックボードを取り付けます。

はじめに、PCIeスロットの側にある、ケースのカバーを外します。

次に、PCIeスロットにグラフィックボードを差し込みます。

最後に、ケースにネジ止めをすればOKです!

 

そして、HDDも取り付けます。

ケースの3.5インチドライブベイにHDDを取り付けます。

取り付け方はケースによって異なるので、取扱説明書を読みつつやっていきましょう!

ここまで来たら、いよいよ作業も終盤です。

電源などの配線を行います。

マザーボード、グラフィックボード、ケース、HDDなどにそれぞれ配線を行い、電気が通るようにします。

最後に、パソコンをコンセントに繋いで、モニターとパソコンをケーブルで繋ぎます。

この時、グラフィックボードを使っている人は、グラフィックボードにある端子と接続するようにしましょう!

間違えると、グラフィックボードの性能を100%発揮できなくなるだけでなく、最悪画面が映らない場合があります。

……これで、遂に自作パソコンの完成です!!

お疲れさまでした!!!!\(^o^)/

 

おすすめパーツ紹介!!困ったらこれを買え!

ここからは、ボスカルおすすめのパソコンパーツをご紹介します!

「何のパーツを使えばいいのか分からない……」

という方は、これを参考にしてみてください(^o^)

 

CPU:今は「Core iシリーズ第12世代」がオススメ!

まずは、パソコンの頭脳にあたる「CPU」のオススメをご紹介します!

パソコンに使われるCPUは主にIntelの「Core i」シリーズAMDの「Ryzen」シリーズの2種類があります。

しかし、今はその中でも発売時期(世代)の異なるCPUが併売されている状態です。

そこに気をつけて購入しないと、

「あれ、Core i7なのに思ったより性能がよくない……」

ということになってしまいます。

 

ボスカルのオススメは、Intelの「Core iシリーズ第12世代」!!

これには、型番が「Core i○ 12○○○」となっているものが該当します。

このCPUの特徴は、CPUの中に2種類のCPUが共存していることです!

第12世代CPUの上位機種には、一般的な処理を行い高い性能を発揮するPコアと、マルチコア処理などを行い消費電力に優れたEコアの2つが1つのCPUの中に共存しています。

そのため、第12世代CPUは、Ryzenシリーズや第11世代までのCoreシリーズと比べてかなり高い性能を持っています!

ちなみに、この機能は「Core i9シリーズ」「Core i7シリーズ」「Core i5 12600K」「Core i5 12600KF」にのみ搭載されているので、気になる人はこれらのCPUを選ぶようにしましょう!

(画像:パソコン工房「第12世代インテル® Core™ プロセッサー | 価格・性能・比較」より。)

 

グラフィックボード:モニターとゲームに合わせて選ぼう

続いて、ボスカルおすすめのグラフィックボードをオススメします!

グラフィックボードは、

・どのゲームを遊ぶか

・どの画質で遊ぶか

を考えながら選ぶ必要があります。

 

そのため、今回は

①軽いゲームorフルHDの普通のモニターでゲームを遊ぶ場合

②フルHDのゲーミングモニターでゲームを遊ぶ場合

③4Kモニターでゲームを遊ぶ場合

の3つに分けて、オススメのパーツをご紹介します!

(軽いゲームは、「フォートナイト」や「Apex Legends」などを想定しています)

 

①軽いゲームorフルHDの普通のモニターでゲームを遊ぶ場合

この条件であれば、比較的安価なグラフィックボードで十分に遊ぶことができます。

ボスカルのオススメは、「RTX3050」と「RTX2060」!

 

RTX3050」は、先月発売されたばかりの新作グラフィックボードです。

このグラフィックボードは、GTX1660Tiと同等性能なので、普通のフルHDのモニターでゲームをする際に最適です(^o^)

RTX2060」は、「RTX3050」よりもほんの少しだけ性能の高いグラフィックボードです。

このグラフィックボードの特徴は、ビデオメモリを6GBと12GBとで選べること!

動画編集をしたい人は、RTX2060の12GBモデルがオススメです!!

②フルHDのゲーミングモニターでゲームを遊ぶ場合

高フレームレートのゲーミングモニターの性能をフルに引き出すには、そこそこ性能のあるグラフィックボードを選ぶ必要があります。

(フレームレート:1秒間に表示する画像の枚数)

ボスカルのオススメは、「RTX3060」と「RTX3060Ti」!

 

RTX3060」は、ほぼ全てのゲームをフルHD画質で快適に遊ぶことができる性能を持っています!

また、ゲームの画質設定を工夫すれば、ゲーミングモニターの性能をフルに発揮することもできます(^o^)

「最高設定かつ高フレームレートで遊びたい!」という人は、「RTX3060Ti」を選びましょう!

 

③4Kモニターでゲームを遊ぶ場合

4Kモニターでゲームを遊ぶ場合は、かなり性能の高いグラフィックボードが必要です。

ボスカルのおすすめは、「RTX3070/RTX3070Ti」「RTX3080」!

 

RTX3070/RTX3070Ti」は、ほぼ全てのゲームを4K画質で快適に遊ぶことができる性能を持っています!

「4K最高設定で遊びたい!」という人は、「RTX3080」を選びましょう!

 

ストレージ:SSDならなんでもいいわけじゃない!?

パソコンのストレージには、HDDとSSDがあります。

基本的にはSSDを採用するべきなのですが、そのSSDにも

・SATA SSD

・NVMe M.2 SSD

の2つがあります!

 

SATA SSD」は、従来のHDDよりもちょっと小さい、2.5インチベイに収まる大きさのSSDです。

これは、SSDの中でも比較的安いという特徴があります!

なるべく安く抑えたい人は、こちらを選ぶといいでしょう!

NVMe M.2 SSD」は、SSDの中でも薄くて小さく、更に読み込みや書き込みの速度が速いのが特徴です。

特に読み込みや書き込みの速度は、「SATA SSD」の3倍~10倍もの速度が出ます!

しかし、これを使うには、マザーボード上にM.2 SSD用の端子がある必要があります。

ちなみに、「NVMe M.2 SSD」と全く同じ形をした「SATA M.2 SSD」というものもあります。

速度は「SATA SSD」と全く同じなので、間違えてこちらを買わないようにしましょう!

 

自作パソコンなんて高い……という人へ:中古ゲーミングPCのススメ

「ゲーミングPCがほしい、けど自作パソコンは高い……」

という人は、中古のゲーミングPCを探すのもオススメです!

 

先程ご紹介した

・ドスパラ名古屋・大須店

・パソコン工房 グッドウィル名古屋大須店

・TSUKUMO デジタル・モバイル館

さんでは、中古のゲーミングPCも取り扱っています!

 

中古のゲーミングPCを購入する際は、CPUとグラフィックボードに注意です!

CPUは、

・「Core i5」「Core i7」「Core i9」

・その後の4桁の千の位が「6」以上(理想は「8」以上)

のものを選びましょう!

グラフィックボードは、

・最低でも

「GTX1060」「GTX1660」

・理想は

「GTX1070(Ti)」「GTX1080(Ti)」「GTX1660Super」「GTX1660Ti」「RTX○○○○」

とあるものを選びましょう!

この程度のスペックがあれば、殆どのゲームをフルHDで快適に遊ぶことができます(^o^)

 

おわりに

今回は、大須で買った自作パソコンパーツを使って、実際に自作パソコンを作ってみました!

自作パソコンと聞くと難しいイメージがありますが、実際はプラモデルを作るより簡単なんです(^o^)

自分で作れるようになると、

「やっぱりCPUの性能が足りないな……」

「グラフィックボードをもうちょっといいのにしたいな……」

と思った時にサクッと変えられるようになるのでおすすめです!

この記事を参考にして、自作パソコンを作ってみてください!(^o^)

 

[アクセス]

・ドスパラ 名古屋・大須店

〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須3-19-15 サードウェーブ大須ビル

営業時間:11:30~20:00

TEL:052-243-0391

https://www.dospara.co.jp/5info/cts_shop-nagoya-osu

 

・パソコン工房 グッドウィル名古屋大須店

〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須3丁目10-35 MultinaBox 1F

営業時間:11:00~20:00

TEL:052-249-9888

https://www.pc-koubou.jp/shopinfo/map/nagoyaoosu.php

 

・TSUKUMO デジタル・モバイル館

〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須3-30-86 第一アメ横ビル内1,2,3階

営業時間:10:00~20:00

TEL:052-263-1655

https://tenpo.tsukumo.co.jp/stores/view/nagoya

 

この記事を書いた人

ボスカル

ボスカル

南山大学 人文学部

名古屋生まれ名古屋育ちの大学生。日本文学と動画と能楽を学んでいます。生粋の名古屋人ならではの情報を発信していきます!