
みなさんこんにちは、南山大2年のボスカルです!
学生の皆さんはそろそろ春休みですね!
……といっても、コロナの影響で今年も遊べない春休みになりそうです。
そうなったら、やっぱりゲームでしょ!!
せっかくの春休み、パソコンで思いっきりゲームしませんか?
そして、せっかくの春休み。時間があるなら、自分でパソコンを作ってみませんか?
名古屋の大須には、パソコンを自作するためのパーツが沢山売っています!
そこで今回は、大須でパソコンパーツを買って、実際にパソコンを作りました!
・自作パソコンってどうやって作るの?
・どんなパーツを使えばいいの?
・安くパソコンが欲しい……
などなど、この記事を読めばカンペキ!
作ろう、自分だけの自作パソコン!!!
目次
サルでもわかる!自作パソコンの作り方
それでは、早速自作パソコンの作り方をご紹介します!
今回使用したパーツは、どれも「名古屋のパソコン街」大須にある
・ドスパラ名古屋・大須店
・パソコン工房 グッドウィル名古屋大須店
・TSUKUMO デジタル・モバイル館
さんで購入できます!
↓これらの店舗の詳しい情報はこちら!↓
「【#ゲーミング】大須パソコンショップ三銃士!PCはここで買え!!」
ステップ1:必要なパーツを揃えよう
まずは、上で紹介したパソコンショップで、以下のパーツを揃えましょう!
[かならずいるもの]
・CPU
・メモリ
・ストレージ
・マザーボード
・ケース
・電源
[ゲームをするなら必要!]
・グラフィックボード
順番にこれらのパーツについて説明していきます!
・CPU
これは人間でいうところの頭脳に当たる部分です。
よりよいパーツを使えば使うほど、パソコン全体の処理速度が速くなります!
ゲームをするならIntel社(以下Intel)のCore i5やAMD社(以下AMD)のRyzen5がおすすめ!
動画編集やゲーム配信をするならIntelのCore i7やAMDのRyzen7を選ぶとといいです(^o^)
ちなみに、CPUと一緒にCPUグリスとCPUファンを買うのも忘れないようにしましょう!
・メモリ
これは、CPUが処理を実行するためのデータを一時的に保存する場所です。
ゲームをするなら16GBは絶対に用意しましょう。
・ストレージ
これは、パソコン内のデータを保存するものです。
これには主に、値段が高い代わりに動作の速いSSDと、値段は安いが動作の遅いHDDの2つがあります。
しかし、今はSSDの値段もかなり落ちてきているので、できるだけSSDを選びましょう!
・マザーボード
これは、CPUやメモリなどのパーツを組み込む基盤です。
安いものから高いものまで色々ありますが、大体15000円程度のものを選べば間違いはないです。
具体的には、「B660」や「B550」といったように、数字3桁の前に「B」と書かれたものがおすすめです!
ちなみに、マザーボードには「ATX」「MicroATX」「MiniITX」と、主に3つの大きさがあります。
後ろに行くほど小さくなる代わりに、拡張性が低くなります。
自分がどんなパーツをつけるかを考えて、マザーボードの種類を選びましょう!
・ケース
ケースは高いものから安いものまで様々です。好きなものを選びましょう!
選ぶポイントは「サイズ」「サイドパネル」「冷却」の主に3つ。
サイズは、自分が選んだマザーボードと同じか、大きい規格に対応したケースを選びましょう!
例えば、「MicroATX」のマザーボードを選んだのなら、「MicroATX」か「ATX」に対応したケースを買いましょう。
サイドパネルは、「とにかくパソコンを光らせたい!」という人には重要です!
特に光るパーツを買った人は、サイドパネルが透明なケースを選ぶとキラキラをいつでも楽しめます(^o^)
冷却は、特に性能の高いCPUやグラフィックボードを使う人にとっては重要です。
ファンが少ないなどで空気の流れの悪いケースを選んでしまうと、パーツが十分に冷やされなくなってしまいます。
そうなるとパーツの本来の性能を発揮できなくなってしまうので、冷却は十分に気をつけましょう!
・電源
電源は、パソコン全体に安定した電気を送り、パソコンの動作を安定させるために重要です!
そのため、システムの最大消費電力の2倍の電源を選ぶようにしましょう。
「よくわからん!」という人は、ドスパラさんが公開している「電源容量計算機」を使ってみましょう(^o^)
これを使えば、自分が買うべき電源の容量がわかります!
ドスパラ「電源容量計算機(電源電卓)」
https://www.dospara.co.jp/5info/cts_str_power_calculation_main
・グラフィックボード
グラフィックボードは、モニターに映像を表示させる働きをするパーツです。
特にゲームをする人は、このパーツは絶対につけるようにしましょう!
また、末尾に「F」がついているCPUを買った人も、このパーツは必須です。
グラフィックボードは、使うモニターや遊びたいゲームなどを考えながら選ぶ必要があります。
詳しくは、「おすすめパーツ紹介!!」にてお伝えします(^o^)
ちなみに今回は、このような構成にしています!
CPU:Ryzen7 3700X
メモリ:DDR4 32GB
ストレージ:256GB NVMe M.2 SSD / 2TB+1TB+1TB HDD
マザーボード:ASUS PRIME B550M-A(WI-FI)
ケース:Thermaltake Versa H17
電源:650W
グラフィックボード:NVIDIA GeForce RTX 3070
ステップ2:マザーボードにパーツを組み込もう
使うパーツが決まったら、次はマザーボードにパーツを組み込んでいきましょう!
①CPU取り付け
まずは、マザーボードにCPUを取り付けます。
CPUを取り付ける際は、取り付ける向きに気をつけましょう!
多くのCPUには、△のようなマークがついています。
それをマザーボードとCPUとで位置を合わせて取り付ければOKです!
↑○印内をみると、△があることがわかります。
CPUを取り付けた後は、CPUグリスを塗ってCPUファンを取り付けましょう!
CPUグリスは、写真のようにバツ印を書くように塗るといいです(^o^)
②メモリ取り付け
次は、メモリを取り付けていきます。
スロットのみぞとメモリのみぞを合わせるようにして差します。
この時、「カチッ」というまで強く差してください!
(ちょっと力が強いかな……?というくらいまで力を入れるとうまくいきます!)
ちなみに、スロットの一部だけを使う場合、特定の場所にメモリを差す必要があります。
「4つメモリを差すスロットがあるけど、2つしか使わない!」
といった場合は、マザーボードの取扱説明書を見て、差す場所を間違えないようにしましょう!
③SSD取り付け
SSDの中には、マザーボードに直付けする「M.2 SSD」というものがあります。
これを使う場合、このタイミングでマザーボードに差しておきましょう。
ちなみに、グラフィックボードもマザーボードに取り付けるパーツの1つですが、このタイミングでつけるのはオススメしません。
ケースの中には、グラフィックボードをつけた状態のマザーボードが入らないことがあります。
グラフィックボードを取り付けるのは、ケースにマザーボードを取り付けた後がおすすめです!
ステップ3:ケースにパーツを組み込んで配線しよう
マザーボードに必要なパーツの取り付けが終わったら、次はケースにパーツを取り付けましょう!
ただし、ケースにマザーボードを取り付ける前に忘れてはいけないことが1つあります!
それは、マザーボードに付属している「I/Oパネル」を取り付けることです。
これを忘れてしまうと、マザーボードの基盤がむき出しになった状態で使うことになってしまいます。
そうなると、ホコリが内部に入って最悪ショートの原因になってしまうので、忘れずにつけるようにしましょう!
(中には、I/Oパネルが一体型になっているマザーボードもあります)
I/Oパネルをつけたら、いよいよマザーボードをケースに取り付けます!
ケースにある穴とマザーボードにある穴を合わせて、ネジで止めます。
マザーボードの取り付けが終わったら、まだ取り付けていないパーツ類を取り付けていきましょう!
まずはグラフィックボードを取り付けます。
はじめに、PCIeスロットの側にある、ケースのカバーを外します。
次に、PCIeスロットにグラフィックボードを差し込みます。
最後に、ケースにネジ止めをすればOKです!
そして、HDDも取り付けます。
ケースの3.5インチドライブベイにHDDを取り付けます。
取り付け方はケースによって異なるので、取扱説明書を読みつつやっていきましょう!
ここまで来たら、いよいよ作業も終盤です。
電源などの配線を行います。
マザーボード、グラフィックボード、ケース、HDDなどにそれぞれ配線を行い、電気が通るようにします。
最後に、パソコンをコンセントに繋いで、モニターとパソコンをケーブルで繋ぎます。
この時、グラフィックボードを使っている人は、グラフィックボードにある端子と接続するようにしましょう!
間違えると、グラフィックボードの性能を100%発揮できなくなるだけでなく、最悪画面が映らない場合があります。
……これで、遂に自作パソコンの完成です!!
お疲れさまでした!!!!\(^o^)/
おすすめパーツ紹介!!困ったらこれを買え!
ここからは、ボスカルおすすめのパソコンパーツをご紹介します!
「何のパーツを使えばいいのか分からない……」
という方は、これを参考にしてみてください(^o^)
CPU:今は「Core iシリーズ第12世代」がオススメ!
まずは、パソコンの頭脳にあたる「CPU」のオススメをご紹介します!
パソコンに使われるCPUは主にIntelの「Core i」シリーズとAMDの「Ryzen」シリーズの2種類があります。
しかし、今はその中でも発売時期(世代)の異なるCPUが併売されている状態です。
そこに気をつけて購入しないと、
「あれ、Core i7なのに思ったより性能がよくない……」
ということになってしまいます。
ボスカルのオススメは、Intelの「Core iシリーズ第12世代」!!
これには、型番が「Core i○ 12○○○」となっているものが該当します。
このCPUの特徴は、CPUの中に2種類のCPUが共存していることです!
第12世代CPUの上位機種には、一般的な処理を行い高い性能を発揮するPコアと、マルチコア処理などを行い消費電力に優れたEコアの2つが1つのCPUの中に共存しています。
そのため、第12世代CPUは、Ryzenシリーズや第11世代までのCoreシリーズと比べてかなり高い性能を持っています!
ちなみに、この機能は「Core i9シリーズ」「Core i7シリーズ」「Core i5 12600K」「Core i5 12600KF」にのみ搭載されているので、気になる人はこれらのCPUを選ぶようにしましょう!
(画像:パソコン工房「第12世代インテル® Core™ プロセッサー | 価格・性能・比較」より。)
グラフィックボード:モニターとゲームに合わせて選ぼう
続いて、ボスカルおすすめのグラフィックボードをオススメします!
グラフィックボードは、
・どのゲームを遊ぶか
・どの画質で遊ぶか
を考えながら選ぶ必要があります。
そのため、今回は
①軽いゲームorフルHDの普通のモニターでゲームを遊ぶ場合
②フルHDのゲーミングモニターでゲームを遊ぶ場合
③4Kモニターでゲームを遊ぶ場合
の3つに分けて、オススメのパーツをご紹介します!
(軽いゲームは、「フォートナイト」や「Apex Legends」などを想定しています)
①軽いゲームorフルHDの普通のモニターでゲームを遊ぶ場合
この条件であれば、比較的安価なグラフィックボードで十分に遊ぶことができます。
ボスカルのオススメは、「RTX3050」と「RTX2060」!
「RTX3050」は、先月発売されたばかりの新作グラフィックボードです。
このグラフィックボードは、GTX1660Tiと同等性能なので、普通のフルHDのモニターでゲームをする際に最適です(^o^)
「RTX2060」は、「RTX3050」よりもほんの少しだけ性能の高いグラフィックボードです。
このグラフィックボードの特徴は、ビデオメモリを6GBと12GBとで選べること!
動画編集をしたい人は、RTX2060の12GBモデルがオススメです!!
②フルHDのゲーミングモニターでゲームを遊ぶ場合
高フレームレートのゲーミングモニターの性能をフルに引き出すには、そこそこ性能のあるグラフィックボードを選ぶ必要があります。
(フレームレート:1秒間に表示する画像の枚数)
ボスカルのオススメは、「RTX3060」と「RTX3060Ti」!
「RTX3060」は、ほぼ全てのゲームをフルHD画質で快適に遊ぶことができる性能を持っています!
また、ゲームの画質設定を工夫すれば、ゲーミングモニターの性能をフルに発揮することもできます(^o^)
「最高設定かつ高フレームレートで遊びたい!」という人は、「RTX3060Ti」を選びましょう!
③4Kモニターでゲームを遊ぶ場合
4Kモニターでゲームを遊ぶ場合は、かなり性能の高いグラフィックボードが必要です。
ボスカルのおすすめは、「RTX3070/RTX3070Ti」「RTX3080」!
「RTX3070/RTX3070Ti」は、ほぼ全てのゲームを4K画質で快適に遊ぶことができる性能を持っています!
「4K最高設定で遊びたい!」という人は、「RTX3080」を選びましょう!
ストレージ:SSDならなんでもいいわけじゃない!?
パソコンのストレージには、HDDとSSDがあります。
基本的にはSSDを採用するべきなのですが、そのSSDにも
・SATA SSD
・NVMe M.2 SSD
の2つがあります!
「SATA SSD」は、従来のHDDよりもちょっと小さい、2.5インチベイに収まる大きさのSSDです。
これは、SSDの中でも比較的安いという特徴があります!
なるべく安く抑えたい人は、こちらを選ぶといいでしょう!
「NVMe M.2 SSD」は、SSDの中でも薄くて小さく、更に読み込みや書き込みの速度が速いのが特徴です。
特に読み込みや書き込みの速度は、「SATA SSD」の3倍~10倍もの速度が出ます!
しかし、これを使うには、マザーボード上にM.2 SSD用の端子がある必要があります。
ちなみに、「NVMe M.2 SSD」と全く同じ形をした「SATA M.2 SSD」というものもあります。
速度は「SATA SSD」と全く同じなので、間違えてこちらを買わないようにしましょう!
自作パソコンなんて高い……という人へ:中古ゲーミングPCのススメ
「ゲーミングPCがほしい、けど自作パソコンは高い……」
という人は、中古のゲーミングPCを探すのもオススメです!
先程ご紹介した
・ドスパラ名古屋・大須店
・パソコン工房 グッドウィル名古屋大須店
・TSUKUMO デジタル・モバイル館
さんでは、中古のゲーミングPCも取り扱っています!
中古のゲーミングPCを購入する際は、CPUとグラフィックボードに注意です!
CPUは、
・「Core i5」「Core i7」「Core i9」
・その後の4桁の千の位が「6」以上(理想は「8」以上)
のものを選びましょう!
グラフィックボードは、
・最低でも
「GTX1060」「GTX1660」
・理想は
「GTX1070(Ti)」「GTX1080(Ti)」「GTX1660Super」「GTX1660Ti」「RTX○○○○」
とあるものを選びましょう!
この程度のスペックがあれば、殆どのゲームをフルHDで快適に遊ぶことができます(^o^)
おわりに
今回は、大須で買った自作パソコンパーツを使って、実際に自作パソコンを作ってみました!
自作パソコンと聞くと難しいイメージがありますが、実際はプラモデルを作るより簡単なんです(^o^)
自分で作れるようになると、
「やっぱりCPUの性能が足りないな……」
「グラフィックボードをもうちょっといいのにしたいな……」
と思った時にサクッと変えられるようになるのでおすすめです!
この記事を参考にして、自作パソコンを作ってみてください!(^o^)
[アクセス]
・ドスパラ 名古屋・大須店
〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須3-19-15 サードウェーブ大須ビル
営業時間:11:30~20:00
TEL:052-243-0391
https://www.dospara.co.jp/5info/cts_shop-nagoya-osu
・パソコン工房 グッドウィル名古屋大須店
〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須3丁目10-35 MultinaBox 1F
営業時間:11:00~20:00
TEL:052-249-9888
https://www.pc-koubou.jp/shopinfo/map/nagoyaoosu.php
・TSUKUMO デジタル・モバイル館
〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須3-30-86 第一アメ横ビル内1,2,3階
営業時間:10:00~20:00
TEL:052-263-1655
https://tenpo.tsukumo.co.jp/stores/view/nagoya