
皆さん、こんにちは☺ 2021年が始まりましたネ!今年もたくさん東海地方の魅力を皆さんにお伝えできるよう頑張っていきたいと思います。ということで早速、ずっと気になっていた「名古屋の地名の由来」をテーマに今回お話していきたいと思います。
「名古屋」の由来
皆さんは「名古屋」という名前がどこからきたのかご存じですか? 「有名な古い建物」って意味かなあ、なんて想像しながら詳しく調べてみました。
「名古屋」はもともと「那古野」と書き、その意味は「気候や風土が和やかな地」という意味があります。この名前は平安時代末期が初見で、主に鎌倉期から戦国期に「那古野荘」と荘園名として史料には載っているそう。また「名護屋」や「浪越」、「名越」とも表記されることもありました。
先のような歴史や意味があったのですね。気候や風土が和やかな地、たしかに名古屋は美味しい名物も多く、それは風土がもたらした豊かさなのでしょう。もっと歴史をさかのぼって詳しく調べるともっと面白い発見があるかもしれません!
余談ですが、私の出身である佐賀県にもなんと豊臣秀吉の命によって築城された「名護屋城跡地」があります。豊臣秀吉は名古屋出身であるため、なにか佐賀県の肥前名護屋とご縁を感じて城を建てたのかもしれませんね。とはいえど、小さい頃は名古屋城と名護屋城がごっちゃになったものです(^^;
各地の由来!
ほかにも気になってたくさん調べてみました! ここでは3つの区をピックアップしてご紹介したいと思います。
千種区
今池
江戸時代に、池の側に馬池新田があった。「うまいけ」がなまって今池となったという。
覚王山
明治37年、覚王山日暹寺(日泰寺)の山号にちなんで命名。
東山
江戸時代に名古屋城の東にある遊覧地として人々に親しまれた広い地域を東山と呼んだものと思われる。
星ケ丘
名古屋市の住宅団地の中で一番高いところにあることから、星にもっとも近く、輝く星の美しい丘という意味をこめて、昭和30年に住宅公団が命名。
名東区
一社
大字一社による。明治11年愛知郡一色村と下社村が合併した際に両村名から一字ずつとって村名を一社村(いちやしろむら)としたことが由来。
桜が丘
周辺一帯を所有していた岡本桜の名にちなんで、昭和3年、桜の木を数多く移植したことによる。
亀の井
字名瓶の井から、「瓶」を「亀」に改め、亀の井とした。昭和30年頃まで上下二つのため池があり、大きい上池の西ノ池から下る水路を「上ノ井」と呼んでいたことが地名の由来と考えられる。
熱田区
尾頭
昔、この地に古渡の豪族・尾頭次郎義次の居城があったところから、この名が起きたという説と、元来、この地は「烏頭」(うとう)と言われており、それがなまってこの地名となったという説がある。
高蔵
高蔵下命をまつる高座御子神社を俗に「高蔵の社」と呼んでいたところから名付けられた。
旗屋
もとは機綾(はたあや)と書いた。雄略天皇のとき、呉国(中国)から来た漢織・呉織の二織女の一人を神宮に奉ったのが起こりという。熱田では、もっとも古い、由緒ある地名の一つである。
出典:名古屋市公式ウェブサイト https://www.city.nagoya.jp/index.html
おわりに
さて、皆さんご存じの地名の由来はございましたか?今回地名の由来を調べるなかで、名古屋を含む東海地方の歴史、風土の特徴を知ることができとても勉強になりました!名古屋市のホームページには各区別に情報が記載してあり、そこからもっとたくさん他の地名の由来についても知ることができます!ぜひ、ご自身が住んでいらっしゃるところやよく訪れる場所の名前の由来を調べてみてはいかかでしょうか?