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2021.05.26 433PV

学生ラジオ「大学生は見た!」アーカイブvol.1-Yudai アフリカで働く現役大学生

外公館派遣員 雄大さん

こんにちは!

学生ラジオ「大学生は見た!」です!

「つい放送日に聞き逃してしまう」という声を受けて過去の放送からメンバーが特に広めたい、もっと多くの方に聞いてもらいたいという放送回をピックアップして定期的にお届けしていきます。

今回は2021年2月に放送した大学生、雄大さんにインタビューしたときのことを少し思い出していきたいと思います。

雄大さんは2021年3月から外務省の在外公館派遣員制度に挑戦しています。

世界各地にある大使館の中で、雄大さんはアフリカにある大使館で働いています。

 

今回はさらに、放送ではお届けできなかった放送後の雄大さんの様子までお届けします!

 

・なぜアフリカに?

・アフリカで何しているの?アフリカって実際どうなの?

 

と思った方、ぜひ最後までお読みください。

 

現地で何する?

在外公館派遣員としてアフリカの大使館に行きます。

そこでは主に各国要人のホテルの手配や送迎などの雑務をやります。

 

なんでアフリカに?

大きく二つあります。

一つ目は偏見を壊したいから、二つ目はアフリカの文化に魅力を感じたから。

 

①自分の持つ偏見を壊したい

僕将来は海外で働きたいと思っています。海外で働くとなったときに自分とは異なる背景を持つ人とともに働くことになります。その際に「○○人はこうだ」と決めつけてしまうと仕事は当然うまくいきません。

 

Q.そう思ったきっかけは?

フランスに行ったことですね。渡仏するまではフランスには白人が人口のほとんどを占めていると思っていました。でもいざ行ってみると黒人を多く見ました。フランスではアジア人である自分は圧倒的にマイノリティの立場であり、とても不安でした。

でもこれって日本でもよくありますよね。例えば日本で電車に乗っているときに、黒人を見かけたらつい避けてしまう。

いざ異国の地でマイノリティを経験すると避けられる側の気持ちがよくわかりました。

「マイノリティってこんなに不安なのか。」と。

 

②アフリカ文化への魅力

アフリカについて調べるうちにアフロポップやダンスといった独特の文化を知りました。

これまでアフリカについては馴染みがなかったからこそ調べるうちにどんどん面白くなってきました。

これだけ文化の根強いアフリカに行ってみたいなと思うようになりました。

 

挑戦に踏み切れる要因

Q.アフリカに行くとなったとき、周囲の反応は?

大丈夫なの?コロナなの?汚いのでは?と心配されますね。

それでも偏見を持つのはよくないと思いました。危険だと言われる地域でも実際行くと安全だということはよくあります。

僕はフランスに行くまでフランス人は英語で話しかけたら返事をしてくれないという話を聞いたことがありました。

でも実際のところ、空港や都市部で観光するときは英語でコミュニケーションをとることができました。

行って初めて分かることがたくさんあると思います。

事実を自分の目で見て、情報発信していきたいです。

 

帰国後の話

帰ってきたら言語の勉強と日本をもっとよく知りたいです。

大学を卒業後は海外で働きたいと思っています。

そのためには英語とフランス語を特に勉強して、実用できるようにしたいです。

またこれから日本にいる期間が短くなるからこそ日本をよく知っておきたいです。例えば自転車で日本を回って、日本を身体全体で感じるといったことをしてみたいです。

 

ここから未放送!

 

アフリカに行ってみて

仕事には少しずつ慣れてきました。ただアフリカに来たという実感はあまりないです。

コロナウイルスがアフリカでも流行しています。

感染したときに当然業務への支障は出てしまいますし、医療状況も日本に比べて発展途上です。

そのため、外出も基本的には職場と近所のスーパーのみです。

アフリカを選んだ理由の一つでもある「文化」には触れることができていません。

 

あとは停電が毎日のように起きる、未舗装の道路が多く車のクラクションがよく鳴る、ウォーターサーバーからは苔のようなものも出てくるといったことはあります。

きれい好きの人には向いていないですね。

 

一方でスーパーはとてもありがたいです。

シリアル、歯磨き、シャンプー、お肉など品ぞろえが豊富。

中華系のスーパーもあるので食では困っていません。

 

特に苦労していること

言語ですね。

言語を使うときに気持ちや熱意のほうが文法よりも大事だとされることがあります。

プライベートではそれとなく意味が理解できれば問題ありません。

ただ仕事の場合はあいまいな理解のまま会話を進めることで大きなトラブルに発展しかねません。

そのため言語には特に気を使います。

言語ができることで仕事の選択肢が増えたり、現地の人とも会話が楽になったりします。

 

今はまだ翻訳に頼ることが多く、フランス語で話しかけられたとしてもうまく返すことができません。

この2年間で休日を中心に勉強し、フランス語を話せるまで上達させたいです。

 

ここからしてみたいこと

早くコロナウイルスの感染が落ち着いてほしい。落ち着けばもっと国のこと、文化、街並みなど楽しみたいです。

あとは、僕は言語が通じなさそうということでフットワークが重くなってしまうことがあるので、気にしなくていいくらいに言語を上達させて、思いっきりアフリカ生活を楽しみたいですね。

 

最後に

Message

慣れない環境で、かつ大使館業務というとても責任のある仕事をするということは誰にもできることではありません。

また言語や感染症等によるストレスも甚だしいものがあると思います。

はたして雄大さんはこの状況をどう乗り越えていくのでしょうか。

 

雄大さんありがとうございました!

 

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この記事を書いた人

FMらら 大学生は見た!

FMらら 大学生は見た!

南山大学 国際教養学部

こんにちは!学生が0から企画して収録まで行うラジオ番組「大学生は見た!」がもっと広めたい放送回を記事にしてお届けします!