
こんにちは!ライターのMikuです!
今回は名古屋の学生さんにインタビュー!靴下ブランド「Regra」を立ち上げた吉村俊輔くんのお話を聞いてきました!
ファッションが好きな方、何か頑張ってみたいと思っている方は必見です🔥
Instagramにて情報発信中!:https://www.instagram.com/regra___official___/
目次
想いがたくさん詰まった靴下
3月に靴下屋さんになるための活動をスタートさせた吉村くん。
私が初めて吉村くんとお会いしたのは今年の6月。 懐かしいです。
チルチルのカフェでお話した時がはじめましてでした(笑)
久しぶりにお会いした時、クラウドファンディングに挑戦するというお話を聞き、もっと聞いてみたい!って思ったんですよね。
何より、今の吉村くんは本当に楽しそうなんです!
そんな吉村くんの靴下に対する想いは、本当に素敵でわくわくさせます。
これから、吉村くんの靴下への想いについてお届けしていきます。
☆チルチルカフェについて:https://find-bm.com/feature/chillchill-part2/
大切にしている価値観を伝えたい
吉村くんが動き出したきっかけは、「やりたいことをやろう」という価値感を持つことの大切さに気付いたことでした。
この価値観を若い世代に発信したい。
そういったメッセージ性を伝えるために、自分を変えるきっかけになったファッションに目を向けます。
では、なぜ靴下なのか?
吉村くん
僕がやりたいことをやるといった選択をすることができたのは、周りに行動することができる人で溢れていたからでした。
そう考えると、行動に踏み出すことができるというのは、自分の置かれている環境に左右されるんですよね。
行動をするという言葉の表現を変えると「足を動かす」。
僕の作るオシャレな靴下によって、手を取り合って一緒に歩んでいけるような繋がりを創りたいと思っています。
自分を好きになるための靴下
「自分のやりたいことをやる」
簡単なようで難しい。
この選択をするためには自分のことを受け入れ自分を好きになることによって行動を促進させますよね。
吉村くんは、やはりファッションを通して自分を好きになることができたとお話してくれました。
吉村くん
オシャレは足元からというように、まずは自分を好きになるためにオシャレな靴下を作ることができれば、自分を好きになる人が増えるのかなと思っています。
-とてもメッセージ性がある靴下で素敵ですね! 確かにファッションによって自分を変えることができたという声はよく聞きます。
吉村くん
海外の人の話を聞くと、ファッションは見かけだけといった否定的な意見もあります。
しかし、周りからの評価や善悪の判断が多い日本では、人と違うことを受け入れることが難しいです。
日本では、人からどのように見られているかを気にする文化ができあがっているように感じます。
そんな文化の中で強く生きるには、ファッションは絶対切ってはいけない存在だと思うのです。
―文化を変えるのではなく、文化を維持したままどのように自分を変えることができるかに着眼点を置いたのですね!
人間の承認欲求というのは高まるばかりで、無くなることはありません。
だからこそ、自分そのものを変えるのではなく、考え方を変えてみる。
みなさんも、是非実践してみてください!
エシカルとは アパレル業界の課題を知る機会に
吉村くんの靴下は、株式会社大醐さんが提携している工場で作られています。
手頃な価格でエシカルなものを作ろうと考えた時に、工場で残った糸(残糸)を靴下にできないかと考えます。
実は、Regraの靴下は残った糸の色を選びながら丁寧に作られています。
なぜ残った糸を靴下にするのか。
残った糸が在庫として工場の片隅に溜まっているそうですが、糸に対する維持費として税金を払う必要があるそうです。
しかし、多くの工場では、維持費を払い続けるよりも焼却費に回した方が金銭的に負担をかけずに済むため、残糸を捨ててしまうと言います。
また、アパレル業界では売れ残りの商品がたくさん捨てられています。
ファストファッションの流行によって大量生産大量消費が繰り返され、アパレル会社は流行に応じて商品をどんどん生み出していきます。
吉村くん
ファストファッションを1番流行させているのは僕たち若者なんです。
それなのに、若者の多くはアパレル業界の課題についてあまり知らない。
1番の目的ではないけれど、若い世代に届ける靴下であるならば、華やかに見えるアパレル業界にも課題がたくさんあることを知る機会になればなと思います。
吉村くんの取り組みは、SDGs17の目標の中の「つくる責任 つかう責任」に当てはまります。みなさんもこの機会に「持続可能なファッション」について考えてみて下さい!
☆株式会社大醐HP:https://daigojapan.jp/
☆SDGs参考資料:https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/17goals/12-responsible/ (公益財団法人日本ユニセフ協会より)
「Regra」を通して伝えたいこと
「Regra」は、Re+graで構成されており、「Re」はrestartやrecycleという英単語に付くような「何度も」という意味、「gra」はgraffitiという英単語で「落書き」という意味になっています。
Regraの意味とは?
コンセプトである「あなただけの足元を」から自分に正直に足を動かし続けようという吉村くんの想いが込められています。
楽しむこと忘れずにやりたいことを純粋にやろうという意味を「落書き」と表現してみたそうです。
Regraの意味は、ゲームのスプラトゥーンをイメージするとわかりやすいとお話してくれました。
吉村くん
スプラトゥーンの世界では、みんなそれぞれ違う色のペンキを持っていて、自分のペンキの色を街中でどれだけ広げることができるかを競います。
自分の足がどれくらいペンキまみれになったかをイメージするとわかりやすいと思います。
―ペンキまみれの自分の足跡を残すことによって、自分がどれだけ行動したかを把握できますね!なるほど! わかりやすい!
経験に勝る知識はない
吉村くん
やりたいことをやり続けていれば、失敗したか否かに限らず全ては経験になります。
若い世代には自分のやりたいと思ったことを選択して欲しいですし、自分もそうでありたい。
Regraには自分の道を落書きするかのように歩んで欲しいという想いが込められています!
私自身の4年間の学生生活を振り返りながら吉村くんのお話を聞いていたのですが、今を生きている若者がどのような姿であるかといったことが、これからの社会を創る未来の子どもたちのためにも必要であると改めて思いました。
おわりに
いかがでしたか?
誰かのことを想う吉村くんのRegraの靴下は、本当に素敵でわくわくしました。
たくさんの若者たちが吉村くんの作る靴下により、勇気と希望を与えられることは間違いないでしょう!
ここまで記事を読んでくれている皆さんは、きっとRegraや吉村くんについてもっと知りたい! と思っていることと思います!
現在、吉村くんはクラウドファンディングに挑戦中です!クラウドファンディングのページには、より詳しく吉村くんの想いが書かれているので是非読んでみてください!
https://camp-fire.jp/projects/506699/preview?token=39l6gvlh
Regraを通して、たくさんの若者が自分のやりたい!を選択し、全てのモノコトに優しくあれる社会になりますように。
ライター:Miku
●この記事を読んだ人は、こちらの記事も読んでいます。↓↓
「学生が経営する39BARにカフェがオープン予定!意欲ある学生の生の声をお届け!!」