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2021.01.02 465PV

<前編>リーダーズ対談!【 竹田太郎 × 横井優樹 】(FORWARD INTERNATIONAL INC.、好生館プロジェクト

FIND THE TOKAI対談前編

2020 年 12月 29日(火) / 13時00分 / リージャス

これまで東海エリアのエンタメ事業に深く携わってきた『FORWARD INTERNATIONAL INC.』と、名古屋発の学生ベンチャー『好生館プロジェクト』が手を組み、2020年12月より始動した「東海エリアの魅力発見メディア『FIND THE TOKAI』プロジェクト」。

この企画が何を目指し、どのような価値を社会に提供していくのか、そもそもの動機や互いに手を組むきっかけとなった経緯など、今回は両代表の対談を通してこの『FIND THE TOKAI』を、前後編2回にわたり掘り下げていきます!

目次

東海エリアの魅力発見? FIND THE TOKAI を掘り下げる!

12月にローンチしたばかりのFIND THE TOKAI。立ち上げ間もないこともあり、毎週のようにミーティングを重ね、互いの夢の実現のために力を注ぎ合う、FORWARD INTERNATIONAL INC.代表 竹田太郎氏と、株式会社好生館プロジェクト代表 横井優樹氏。

そんな二人に運営スタッフが様々な角度で質問を投げかけ、それぞれが抱く想いや未来への展望に迫りました!

FIND THE TOKAI とは??

まずは単刀直入に、FIND THE TOKAIとはどのようなプロジェクトなのでしょうか?それぞれの観点から当プロジェクトに込める想いも含めてお聞かせください。

FIND THE TOKAI対談前編竹田太郎

<竹田太郎 (FORWARD INTERNATIONAL INC.)> ※以下 竹田

僕は元々、東海テレビで25年間勤めていました。

フジテレビ系列の名古屋のローカル局でなんですけど、実はテレビ局っていうのは、“ローカル局はローカルのネタをローカルに届ける”、それに対して東京のキー局は、“東京及び全国の情報を全国に届ける”という役割になっているんです。

そういうこともあって、名古屋のローカル局からは、この名古屋のことや東海のことを日本全国に届けられるっていう機会が全然ないんですね。そういったことがテレビ局時代にすごくもどかしく思っていて…。

この東海エリアには歴史もあるし文化もある。伝統工芸も美味しい食べ物もたくさんあるし、活躍したり挑戦したりしている人もたくさんいる。その“カッコ良さ”をなんとしても全国や世界に伝えたいという思いを持って立ち上げたのが今の会社なんですね。そこから数年がかりでいろんな事業や構想を広げる中で、今回作ったのがこの東海の魅力を改めて発掘し世界へ届けていく『FIND THE TOKAI』というWEBメディアになります。

<横井優樹 (好生館プロジェクト)> ※以下 横井

私はと言うと、この名古屋で生まれて21年になります。

実は私「横井」の家を遡ると、明治時代の1884年に『好生館病院』と言う病院を高祖父が立ち上げておりまして、それが名古屋城の隣に建てられた中京圏の私立最大級の病院だったんです。そこ自体は先の戦争で焼けて亡くなってしまったんですけど、高祖父から祖父まで3世代医者をやっていたという話をずっと祖父母から聞いていて。

そういったこの名古屋の地に根を張った環境の中で育ってきたということもあり、自分の会社を立ちあげる時にも自分のルーツを踏まえて『好生館病院』の名前をとって『好生館プロジェクト』という名称でスタートをさせて頂きました。

自分の先祖がこの東海エリアに対して、“医療”という形で提供していた価値や地域貢献に思いを馳せると、自分自身としても「何かできないか」とずっと思っていたんですね。というのが背景にあって、自分では何ができるだろうと考えた時に思い浮かんだのが「学生の活躍の場を企業や地域に作っていく」という事業でした。FIND THE TOKAI対談前編横井優樹

この東海エリアでは、若者が新しいことに挑戦できる文化という点で、東京などに比べてそこまで活発じゃなかったり、保守的な面もあったりと、まだまだ発達途中であると感じていて…。そんな雰囲気を変えて行きたい!祖父たちがこの地のために捧げてきたスピリットを受け継ぎ次の時代につなげたい!という想いから、若者が名古屋を盛り上げていくというプロジェクトをこれまで行なってきました。

やがてご縁を通して竹田さんと出会うことができて、様々お話を聞いていただく中で、自分の思いと、東海の魅力を発掘して届けていくという竹田さんのビジョンがばっちりリンクしたんです。元々思っていた、若者それぞれが持っている魅力を発掘するという点でも繋がって、このメディアを通して若者が持っているフレッシュな視点や固定概念に囚われない純粋な感動、センスなどを若者自身の言葉で紡いでいくことで、東海の魅力が堅苦しいものじゃなくビビットなものとして表現し広められるのではと思いました。

新しいことに挑戦したい若者をはじめ、東海エリアの魅力的なモノやコトやヒトの全体的なハブになっていくメディアとして『FIND THE TOKAI』が機能していくようにしたいと考えています。

プロジェクト立ち上げの経緯

FIND THE TOKAIはコトモノだけでなく“ヒト”も含めた、東海エリアそのものの魅力を発掘し、あるいは育み、そして広げていくというメディアになっていくということですね!

熱い想いを持ったお二人ですが、出会ったきっかけや、FIND THE TOKAIの立ち上げへと至った経緯はなんだったのでしょうか?

<竹田>

出会ったのはひょんなところだったよね。

ゲイン(株式会社GAIN)の藤井会長が音頭をとって起こされた、新型コロナウィルスのことを正しく知ろうという『OPEN THE DOOR』という運動があって、そこではペンシルバニア大学の免疫学の准教授など専門家も参加して、毎朝LINE会議でミーティングをしていたんです。

そこに僕はエンタメの代表として参加していたのですが、横井くんが学生の代表として参加していました。互いに参加を続ける中で、バーチャルの場だけではなく一度リアルでもやってみましょうというところから参加者一堂に会し、そこで初めましての挨拶をさせてもらいました。

互いの夢を語り合う中で、横井くんから「学生たちの活躍の場を広げていきたい」という想いを聞かせてもらって、僕の「東海の魅力を世界へ発信したいっていう想いでこんなメディアを考えているんだよね」という話を交わしたときに、それを「学生目線で記事を制作することで東海の魅力がより瑞々しく表現できるんじゃないか」っていうところと「学生活躍の場」というお互いの想いが一致したというのが経緯です。

一緒になってやっていきましょう!と熱く話しましたね!

 

<横井>

熱かったですね!実はその出会いには裏話的なところがあって、私は竹田さんの存在を以前から知っていたんですよ。たまたまFacebookの『知り合いかも』に竹田さんが出てきて、見てみると「面白い取り組みをされている方だなー」と思ってメッセージを送っていたことがあったんです。

 

<竹田>

見たら「ホントだ!」と思って。 笑

去年の年末にもらってたんだよね!

 

<横井>

そうなんです!で、いざ「OPEN THE DOOR」でお会いしてご挨拶させてもらった時に「あっ、あの時の竹田さんだったんだ!」と、思わぬ勝手ながらの再会に巡り合わせを感じました。 笑

自分の取り組んでいた「学生の活躍の場を作る」というのはなかなか難しくて、例えば企業さんの中に場をつくらせて頂けたとしても、それを広げるということには結構な時間を要すると感じていました。

そんなことを思っている中でお話を伺ったこともあって、FIND THE TOKAIという新しい場を作っていくということがすごく魅力的に感じられましたし、若者主体で動かしていくというのがすごくマッチするなと。

それこそ竹田さんもすごく熱い方なので、ほんとに良いものになるんじゃないかと思いご一緒させていただきました。

 

<竹田>

新しいことをやろうと思った時に、想いが重なる出会いっていうのは嬉しいよね!

FIND THE TOKAI運営メンバー

FIND THE TOKAIを通して届けたい価値とは?

まさに“意気投合”といったところですね!

そんなお二人がこの『FIND THE TOKAI』を通して届けたい価値とは何でしょうか?

<竹田>

『名古屋自虐説』みたいなものってありますよね。最も魅力のない街とか、行きたくない街ランキング1位とかいって揶揄されたり、それを名古屋の人も自虐的に使っていたり。それを本気になってしまっては嫌だなと感じています。

きちんと足元を照らして見てみたら、実は名古屋というか愛知県は、農産物もすごく豊富に獲れるし、海の幸も三河湾伊勢湾で獲れるものってすごく美味しいですよね。歴史的にも三英傑を生み出して、その人たちが江戸や大阪に出て日本の中枢機構や文化を作っていっていたり、名古屋が歴史的文化的に果たしてきた役割なんかを思うと、もっと自分たちの街に自信を持てるんじゃないかなって。そういった自信を取り戻すためにも、名古屋の人たちをはじめ東海の地元の人たちにも、このエリアの魅力をちゃんと知ってもらえるメディアにしたいと思っています。

 

<横井>

一番東海エリアのファンじゃないといけない、地元の人たちがそうでもないという雰囲気はありますよね。せっかく良いところに生まれ育ったんだから、誇りや自信をもつということが定番になってもらいたいですね!

 

<竹田>

ほんとはみんな、深層心理としては名古屋が好きなんだ!と思っているけどね!

自信を持って良いんだ!いうことを訴えていきたいですね。

 

<横井>

今名古屋や東海エリアに必要なものって、新しい文化だと思っています。

名古屋市や愛知県の応援もあり、少しずつベンチャーが立ち上がったりとか、大きな企業さんも新しい取り組みを始められたりとか、そういったことが進んできていると思うのですが、ムーブメントとして大きく巻き込んでいく力が大切で、そういった観点からもメディア持つ意味って非常に大きいですよね。

東海エリアの魅力を、実際にここで暮らす学生が伝えていくということを通して、事業としてというところも超えて「東海エリアって良いよね!」って思えるような、若者が魅力を再発見していく中で生まれる“新しい文化”を作っていきたいです。

名古屋が好き!という熱を持った方が増えると良いなと思っています!

オアシス21・名古屋テレビ塔

後編は、今後の展望と名古屋の未来

ここまでの話の中でお二人から溢れる熱い想いとビジョンが見えてきました。

未来に向けた希望あふれる対談はまだまだ続きます。後編では、それぞれが目指す名古屋の未来やFIND THE TOKAIが開く今後の展望などを伺います!!

 

この記事を書いた人

非公開: FIND THE TOKAI

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