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たろログ出張所

2021.05.09 142PV

映画のつくり方①

映画つくり

「つくる」について

今日お話するのは映画の「つくりかた」です。

ここでまずは言葉にこだわってみたいと思います。

あえてひらがなで「つくる」としたのは、「つくる」にはいろんな漢字があてられ、いろんな意味を与えることができるからです。

みなさんは音だけで「つくる」と聞いたとき、どんな漢字を思い浮かべますか?

 

「作る」

⼀般的にはこれですよね。

小さいものの工作や「行列を作る」「記録を作る」など、無形のものを作る場合使われる漢字です。

 

「造る」

「船を造る」など大きな造作物、工業的な製品を造るイメージです。

 

「創る」

芸術など、今までなかった新しい価値観を「生み出す」意味で使われます。

映画をつくるといえば、この「創る」をあてたくなるのではないでしょうか。

 

「制作」と「製作」

では、今度は「せいさく」です。

「制作」と「製作」の違いを考えたことありますか?

辞書によると…

 

「制作」

芸術作品や映画、演劇、放送作品を作ること。

 

「製作」

道具、機械などを使って型にはまった物を作ること。

…とあります。

 

この記事を読んでいる皆さんのなかに、映画づくりやテレビ番組づくりを志している方がいらっしゃるかもしれません。

そういう皆さんが「せいさく」と聞いて思い浮かべるのは「制作」という文字だと思います。

ちなみに、テレビ局で番組制作をする部門は、たいてい「制作局」という名称がついています。

 

映画の「制作」

原作、脚本を書く、演出をする、カメラを回す、照明を焚く、美術セットを作る、音楽を作る、編集をする…

あるいは役者として出演をする…

こういう形で「映画づくり」に携わっている方々は、映画という「芸術」を「創り」、新しい価値を生み出すべく、「映画制作」をしようと尽力されています。

 

プロデューサーって?

一方で、僕は脚本を書くことも、演出をすることも、編集をすることもできません。

でも、何本かの「映画づくり」に「プロデューサー」として携わってきました。

一般に世の中で「プロデューサー」という役職を聞かされたとき、茫漠としてイマイチ輪郭がつかめない方が多いのではないでしょうか。

プロデューサーって、なんとなく偉い感じはする、カッコいい存在として扱われてそう…と漠然と理解しようとはするものの、本音は、うさんくさそう、山師っぽい…など、「要するに、あなたは何をする人なの?」という捉え方をする方が大半ではないでしょうか。

プロデューサーという言葉は、狭義から広義まで、さまざまな意味合いを持ちます。

誤解を怖れずに言えば、プロデューサー=「ヒト」「モノ」「カネ」を集められる人です。

そして、ゴールから逆算してプロジェクトの計画が立てられる人です。

 

映画は「制作」と「製作」の両輪がうまく回って出来上がっていきます。

今回は、「映画というプロジェクトを成立させ、完成品として世の中に送り出す役割を担うプロデューサー」、つまり「製作という分野で映画に関わる人」という側面から、「映画の製作」について解き明かしていきたいと思います。

 

映画の「製作」

誰かが、「そうだ、映画つくろう!」と思い立ったとき、いったい何から手をつけたら良いのか分からないのが現実だと思います。

ゼロからお金を集め、「映画」という「芸術作品」を「創り」、世の中に完成品として送り出し、映画館のスクリーンを確保し、宣伝をし、かけたお金を回収するにはどうしたらよいか。

それは、ゴールである「映画完成」という地点から逆算して眺めてみると良いと、僕は考えています。

ここでもう一度「製作」という漢字の意味に立ち返ります。

「製作」とは「道具や機械を使って型にはまった物を作ること」でした。

道具を準備して、型にハマったやり方で映画の完成を目指す方法として、「製作委員会の組成」という手法があります。

製作委員会を組成するというのは、映画を作り上げるのに必要な「ヒト」「モノ」「カネ」を集めて、集まったみんなでリスクを分散し、知恵を出し合って「映画づくり」を成功させましょう、ということです。

 

「ヒト」「モノ」「カネ」をどうやって集めるのか、どうやって「製作委員会」を成立させるのか、次回から一つ一つお話していきたいと思います。

この記事を書いた人

竹田太郎

竹田太郎

株式会社フォワードインターナショナル 代表取締役